後場コメント No.1 Ｊ・ＴＥＣ、大塚ＨＤ、クラレ、ＫＯＫＵＳＡＩ、島津製、川重
★12:31 Ｊ・ＴＥＣ－後場上げ幅拡大 変形性膝関節症への適応拡大に向けた臨床試験の治験終了届け書を提出
ジャパン・ティッシュエンジニアリング<7774.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日11時30分、自家培養軟骨（販売名：ジャック）の変形性膝関節症への適応拡大に向けた臨床試験の治験終了届け書を医薬品医療機器総合機構（ＰＭＤＡ）へ提出したと発表した。
この試験では、ヒアルロン酸ナトリウム製剤投与群に対して統計的に有意な臨床症状の改善が示されたことに加え、自家培養軟骨の移植によって変形性膝関節症による軟骨欠損部において硝子軟骨様組織により修復が確認されたとしている。
ジャパン・ティッシュエンジニアリング<7774.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日11時30分、自家培養軟骨（販売名：ジャック）の変形性膝関節症への適応拡大に向けた臨床試験の治験終了届け書を医薬品医療機器総合機構（ＰＭＤＡ）へ提出したと発表した。
この試験では、ヒアルロン酸ナトリウム製剤投与群に対して統計的に有意な臨床症状の改善が示されたことに加え、自家培養軟骨の移植によって変形性膝関節症による軟骨欠損部において硝子軟骨様組織により修復が確認されたとしている。
★12:37 大塚ＨＤ－6日続伸 ＡＮ Ｖｅｎｔｕｒｅ Ｐａｒｔｎｅｒｓと出資契約を締結
大塚ホールディングス<4578.T>が6日続伸。同社傘下の大塚製薬は28日、日本の科学技術を活かし世界的バイオテクノロジー企業の創出を図るＡＮ Ｖｅｎｔｕｒｅ Ｐａｒｔｎｅｒｓ（以下、ＡＮＶ）と、3000万米ドルの出資契約を締結したと発表した。
この契約により、大塚製薬はＡＮＶを通じて、同社が運営する第1号ファンドへ投資する。大塚製薬は出資契約に基づく収益の分配金を受領するとともに、最新のイノベーションへの投資機会を得るほか、ＡＮＶに人材を派遣することで、新規サイエンスの探索および育成に関するノウハウを深めるとしている。
大塚ホールディングス<4578.T>が6日続伸。同社傘下の大塚製薬は28日、日本の科学技術を活かし世界的バイオテクノロジー企業の創出を図るＡＮ Ｖｅｎｔｕｒｅ Ｐａｒｔｎｅｒｓ（以下、ＡＮＶ）と、3000万米ドルの出資契約を締結したと発表した。
この契約により、大塚製薬はＡＮＶを通じて、同社が運営する第1号ファンドへ投資する。大塚製薬は出資契約に基づく収益の分配金を受領するとともに、最新のイノベーションへの投資機会を得るほか、ＡＮＶに人材を派遣することで、新規サイエンスの探索および育成に関するノウハウを深めるとしている。
★12:39 クラレ－丸三が目標株価引き上げ 値下げ対応を踏まえても成長シナリオに変更なし
クラレ<3405.T>が続伸。丸三証券では、値下げ対応を見込み業績予想を修正も、成長シナリオに変更はないとし、投資判断は「買い」を継続、目標株価を2100円→2200円に引き上げた。
丸三では、ビニルアセテートセグメントの製品を中心に値下げ対応による製品構成悪化を主因に業績予想を下方修正した。一方、機能材セグメントで注目する活性炭のPFAS除去用途の需要は2025年以降に本格的に拡大すると見込んでいるが、24.12期に一部前倒し需要があるとみて業績予想に織り込んだ。多くのトップシェア製品を有することで需要に応じた設備投資を行える同社の強みは健在と評価。適用決算期の変更に伴い目標株価も引き上げた。
クラレ<3405.T>が続伸。丸三証券では、値下げ対応を見込み業績予想を修正も、成長シナリオに変更はないとし、投資判断は「買い」を継続、目標株価を2100円→2200円に引き上げた。
丸三では、ビニルアセテートセグメントの製品を中心に値下げ対応による製品構成悪化を主因に業績予想を下方修正した。一方、機能材セグメントで注目する活性炭のPFAS除去用途の需要は2025年以降に本格的に拡大すると見込んでいるが、24.12期に一部前倒し需要があるとみて業績予想に織り込んだ。多くのトップシェア製品を有することで需要に応じた設備投資を行える同社の強みは健在と評価。適用決算期の変更に伴い目標株価も引き上げた。
★12:45 コクサイエレ－3日続落 シンガポールにグループ会社を設立
ＫＯＫＵＳＡＩ ＥＬＥＣＴＲＩＣ<6525.T>が3日続落。同社は28日、同社が100％出資するグループ会社としてＫｏｋｕｓａｉ Ｓｅｍｉｃｏｎｄｕｃｔｏｒ Ｓｉｎｇａｐｏｒｅをシンガポールに新設したと発表した。
シンガポールやマレーシアなど東南アジア、インドなど南アジア向けビジネスの拡大およびサービスサポート体制の強化を目的として設立したという。従来の在シンガポール拠点で行っていた業務を承継し、2024年7月1日から操業を開始する予定だとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ＫＯＫＵＳＡＩ ＥＬＥＣＴＲＩＣ<6525.T>が3日続落。同社は28日、同社が100％出資するグループ会社としてＫｏｋｕｓａｉ Ｓｅｍｉｃｏｎｄｕｃｔｏｒ Ｓｉｎｇａｐｏｒｅをシンガポールに新設したと発表した。
シンガポールやマレーシアなど東南アジア、インドなど南アジア向けビジネスの拡大およびサービスサポート体制の強化を目的として設立したという。従来の在シンガポール拠点で行っていた業務を承継し、2024年7月1日から操業を開始する予定だとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★12:47 島津製作所－底堅い 米ＡＲＣからマイクロリアクター事業を買収
島津製作所<7701.T>が底堅い。同社は28日、Ａｃｔｉｖａｔｅｄ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｃｏｍｐａｎｙ（米国ミネソタ州、以下ＡＲＣ）からガスクロマトグラフ（GC）用触媒マイクロリアクター（マイクロリアクター）事業を買収したと発表した。
ＡＲＣはGC用の触媒マイクロリアクターの優れた技術力と製造ノウハウを持つ、北米の研究開発型スタートアップで、同社とは2016年以来取引関係がある。今回の事業買収によりマイクロリアクターの製造拡大と品質安定化を実現し、GCとマイクロリアクターを組み合わせたGCシステムのラインナップ強化や総合的なアフターサポートの提供を進めるとしている。
島津製作所<7701.T>が底堅い。同社は28日、Ａｃｔｉｖａｔｅｄ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｃｏｍｐａｎｙ（米国ミネソタ州、以下ＡＲＣ）からガスクロマトグラフ（GC）用触媒マイクロリアクター（マイクロリアクター）事業を買収したと発表した。
ＡＲＣはGC用の触媒マイクロリアクターの優れた技術力と製造ノウハウを持つ、北米の研究開発型スタートアップで、同社とは2016年以来取引関係がある。今回の事業買収によりマイクロリアクターの製造拡大と品質安定化を実現し、GCとマイクロリアクターを組み合わせたGCシステムのラインナップ強化や総合的なアフターサポートの提供を進めるとしている。
★12:57 川崎重工業－底堅い シンビオと 「燃料電池システムの共同開発に関する覚書」を締結
川崎重工業<7012.T>が底堅い。同社は28日、シンビオ（フランス）と「建設機械を含むモビリティ向け燃料電池システムの共同開発に関する覚書」を締結したと発表した。
同覚書により、同社の建設機械分野でのネットワークや高圧水素ガスバルブにおける開発・製造の経験と、シンビオの自動車向け燃料電池のノウハウを活用して、建設機械を含むモビリティ向け燃料電池システムの開発をめざす。また、自動車以外の分野での燃料電池システムの応用も検討していくとしている。
川崎重工業<7012.T>が底堅い。同社は28日、シンビオ（フランス）と「建設機械を含むモビリティ向け燃料電池システムの共同開発に関する覚書」を締結したと発表した。
同覚書により、同社の建設機械分野でのネットワークや高圧水素ガスバルブにおける開発・製造の経験と、シンビオの自動車向け燃料電池のノウハウを活用して、建設機械を含むモビリティ向け燃料電池システムの開発をめざす。また、自動車以外の分野での燃料電池システムの応用も検討していくとしている。
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