後場コメント No.2 神戸物産、明海G、TIS、NEC、バリュエンスH、AZ-COM丸

2024/02/29(木) 15:01
★12:51  神戸物産-3日ぶり反発 1ドル149円台に円高進行 日銀高田委員の発言受け
 神戸物産<3038.T>が3日ぶり反発。為替相場において、円高ドル安に振れたことが材料視されている。

 29日に、高田日銀審議委員による「きわめて強い緩和からのギアシフト、機動的かつ柔軟な対応に向けた検討も必要」などの発言が伝わった。金融政策修正への期待が高まったことで、ドル円相場は150円台から149円台に円高が進んでいる。

 輸入コストの低下による業績への好影響が期待され、同社やニトリホールディングス<9843.T>などが買われる展開となっている。

★13:09  明海G-後場急騰 通期営業益を上方修正 未定だった期末配当予想は5円
 明海グループ<9115.T>が後場急騰。同社は29日13時、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の97億円から112億円(前期比27.8%増)に上方修正すると発表した。

 外航海運業部門において為替レートが想定より円安に推移していることや、入渠費を始めとする船費の減少を見込むことから従来予想を上回る見通し。

 未定だった期末配当予想については5円(前期末は5円)とした。年間配当予想も同額となる。

★13:16  TIS-底堅い AIを活用して製造業の生産性を可視化する実証実験を開始
 TIS<3626.T>が底堅い。同社は29日、グループ会社のインテックは、横河システム建築(千葉県船橋市)、横河商事(東京都品川区)と、姿勢推定AIを用いてカメラで撮影した作業者の関節の動きから作業内容を推定し、生産性を可視化する実証実験を2024年1月から開始したと発表した。
 
 同社は姿勢推定AIを活用し、工業DX(工場でのミス防止や作業効率化、安全性確保などの作業認識)をはじめ、医療DX(患者のリハビリのサポート)やD&I(手話認識による円滑なコミュニケーション)などに応用する取り組みを進めているとしている。

★13:22  NEC-3日ぶり反発 AWS認定保有数が5000を突破
 NEC<6701.T>が3日ぶり反発。同社は29日、2024年2月にアマゾンウェブサービス(AWS)の認定保有数が5000を突破したと発表した。
 
 AWS認定は、業界で広く認知された認定であり、AWSに関する専門知識やスキルを有していることを証明するもの。同社は今後もAWS技術者の育成をすすめ、クラウドプロジェクトに関する国内最大規模のデリバリー体制を一層強化し、AWSとともに顧客のDX加速と事業成長を支援するとしている。
 

★13:26  バリュエンス-もみ合い ブランド買い取り「ALLU」 フィリピン4号店オープン
 バリュエンスホールディングス<9270.T>がもみ合い。同社は29日、シンガポールのグループ会社がブランド買い取り「ALLU(アリュー)」のフィリピン4号店をオープンすると発表した。

 4号店をオープンするパシッグ市はメトロ・マニラと呼ばれる首都圏に属する市であり、オフィスと高級住宅が多い地区となる。幅広い年齢層が集まるエリアで、「ALLU」を通してリユースの普及促進に貢献するとしている。

★13:37  AZ-COM丸和-MSMUFGが投資判断引き上げ 新規業務の獲得確度が高まった
 AZ-COM丸和ホールディングス<9090.T>が続伸。モルガンスタンレーMUFG証券では、新規業務の獲得確度が高まったとして、投資判断「Underweight」から「Equal-weight」に引き上げ、目標株価を1400円から1500円に引き上げた。

 モルガンスタンレーMUFGでは、26.3期以降の営業利益予想を上方修正。旧ココカラファイン(現マツキヨココカラ&カンパニー)向けの物流業務の新規受託や、アマゾンジャパン向け物流センターの受託件数増加など、新規業務の確度が高まったと判断。人手や車両の確保が順調に進んでいるとみて、従来以上の増収増益効果を織り込んだとしている。


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