前場コメント No.6 レンゴー、コメリ、東エレク、、ロート、ミツコシイセタン、東洋炭素

2024/03/04(月) 11:30
★9:52  レンゴー-大和が目標株価を引き上げ 成長戦略の明示が次の課題
 レンゴー<3941.T>が大幅反発。大和証券では、成長戦略の明示が次の課題と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は1000円→1100円に引き上げた。

 大和では、24/3期連結業績を売上高9100億円(前期比8%増)、営業利益470億円(同81%増)と営業利益は前回予想(450億円)から若干上方修正。増配の発表など、株主還元姿勢に変化がみられてきたことはポジティブに捉えられると指摘している。ただ、一段の株価上昇には更なる株主還元が必要とみるほか、最高益更新を達成していくための成長戦略を明示することが今後の課題として挙げている。

★9:57  コメリ-急落 2月度の既存店売上高0.4%減 7か月連続で前年同月割れ
 コメリ<8218.T>が急落。同社は1日、2月度の既存店売上高は前年同月比0.4%減だったと発表した。全店は同0.7%増となった。

 既存店売上高が昨年8月から7カ月連続で前年同期を下回る結果となったことを嫌気した売りが優勢となっている。 

★10:01  東京エレクトロン-新高値 SOX指数が4%超上昇 同社株も4万円目前に
 東京エレクトロン<8035.T>が新高値。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇が材料視されている。

 1日の米国市場では、ナスダック総合が史上最高値を更新し、S&P500も5100ポイント超えた。米1月個人消費支出(PCE)価格指数がおおむね予想通りだったことや、米2月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)などの経済指標が弱い結果となったことを受けてハイテク株が買われた。SOX指数)は4.29%高となり、エヌビディアも4.00%の上昇となった。

 この流れを受けて国内の半導体関連株が買われており、日経平均が4万円を突破する中で同社は39990円まで上昇。アドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>なども堅調に推移している。

★10:03  ロート製薬-3日ぶり反発 順天堂大発スタートアップInnoJin社と資本提携
 ロート製薬<4527.T>が3日ぶり反発。同社は1日、医療およびヘルスケアに関するITを活用した事業を行う順天堂大学発スタートアップInnoJin(東京都文京区)と2月28日付で資本提携を締結したと発表した。

 InnoJin社が持つデジタル医療技術と同社のアイケアに関する知見を掛け合わせることで、新たなアプローチで人々の眼の健康をサポートできると考え、資本提携した。なお、資本についてはInnoJin社が新規発行する株式を同社が取得する第三者割当増資となる。

★10:04  三越伊勢丹-急騰 2月国内百貨店売上高21%増 三越伊勢丹は同26%増
 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が急騰。同社は1日、2月の国内百貨店事業の売り上げ速報を発表した。同月の国内百貨店事業の売上高は前年同月比21.4%増だった。三越伊勢丹では同26.4%増となった。

 免税売り上げは春節の影響もあり、単月最高額となった2023年12月に次ぐ高水準となった。

★10:18  東洋炭素-SMBC日興が目標株価を引き上げ SiC半導体向け製品が想定以上の躍進
 東洋炭素<5310.T>が急伸。SMBC日興証券では、SiC半導体向け製品が想定以上の躍進と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は7000円→8100円に引き上げた。

 24/12期はSiC半導体向け製品の業績貢献が従来予想よりも拡大する見通しで、力強いガイダンスが示されたと指摘。25/12期以降は、Si半導体向け製品の需要回復や、製造能力増強によって、引き続き成長軌道を歩むものと考えている。24/12期、営業利益予想を92億円から115億円へ修正(会社計画109億円)。前回予想比では、特殊黒鉛製品(エレクトロニクス)や、複合材その他製品(主要3製品のSiCコーティング)において、SiC半導体向け製品の利益貢献を主に織り込んだ。


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