〔Market Flash〕株式は天井打ち後は急激な反動安の可能性~SMBC日興

2024/03/11(月) 14:12
【14:10】株式は天井打ち後は急激な反動安の可能性~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルリポートでは日経平均に関して、1989年の最高値を更新し、2月下旬の時間帯で頭打ちとならず上値を切り上げていることから、4月下旬頃までは上昇が継続すると想定している。ただし、昨年秋以降、早期利下げ期待により上昇が拡大した米国株価指数は、上昇の勢いが鈍化しつつあると指摘。4月下旬頃までにピークアウトし、調整局面へ移行するとみている。米国株がピークアウトした後は米国金利、ドルも軟化し、日経平均もいったんやや大きな反落の可能性があるとみている。一方、金は一段の上昇に向かう公算が大きいとコメントしている。 【13:30】当面は高配当株が選好されやすい状況が続くと予想~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では、日本企業の配当総額は中長期的に増加してきたものの、国際比較でみた配当性向は依然として低いと指摘。自社株買いを合わせた総還元性向では、米国企業が圧倒的であるとのこと。MSMUFGでは、横並び意識が強いことが日本企業の特徴であり、今後は配当政策を自らが立案・実践することが求められるとコメント。新NISA開始による需給的な後押しもあり、当面は高配当株が選好されやすい状況が続くと予想している。 【13:05】商社はTOPIXニュートラルを推奨~SMBC日興  SMBC日興証券では商社セクターに関して、業種格付け「中立」を継続している。PBRや配当利回りなど、バリュエーション面では割安とは言いづらくなっていると指摘。また、ウォーレン・バフェット氏の直近の株主への手紙にあるコメントからは、商社各社の出資比率を今すぐにさらに上げていくような印象はないとしている。一方、資本効率向上という切り口で今後変化が見えると想定しているほか、楽観視はしないものの、世界景気が想定以上に堅調さを維持している点に着目。「アンダーウエート」は推奨しないとコメントしている。 【10:05】ゼネコンは株主還元への期待感が高まりやすい状況が続く~東海東京  東海東京調査センターでは、大林組<1802.T>による資本政策の見直しと配当計画の増額発表を受けて、ゼネコン株がそろって大きく買われる場面があったことに注目している。大林組は2023年に英シルチェスターからの提案を否決した経緯があり、株主還元に後ろ向きとの評価もあったことから、今回の株主目線の資本政策がポジティブ・サプライズとして受け止められた。東海東京では、本決算発表に向けてゼネコン各社の株主還元に対する期待感が高まりやすい状況が続くと考えている。 【8:45】寄り前気配は大日印、北洋銀行、みずほ、名銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、大日印<7912>+10.25%、北洋銀行<8524>+9.96%、みずほ<8411>+5.05%、名銀<8522>+4.96%、大ガス<9532>+4.82%、八十二<8359>+4.75%、武蔵銀<8336>+4.62%、東邦HD<8129>+4.45%、阿波銀<8388>+4.09%などが高い気配値。  一方、スクリーン<7735>-20.30%、東京精<7729>-14.10%、日本酸素<4091>-14.01%、京成<9009>-10.55%、レゾナック<4004>-10.01%、NRI<4307>-7.98%、ディスコ<6146>-7.94%、アドバンテ<6857>-7.79%などが安い気配値となっている。
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