後場コメント No.2 ラクーンHD、レンゴー、バローHD、コスモエネHD、LITALICO、ヒビノ

2024/03/11(月) 15:00
★13:09  ラクーンHD-反落 ヴァンガードスミスと近隣トラブル解決支援サービス提供
 ラクーンホールディングス<3031.T>が反落。同社傘下のラクーンレントは11日、ヴァンガードスミス(東京都港区)と業務提携を締結し、元警察官による近隣トラブル解決支援サービス「mamorocca」を付帯サービスとして提供すると発表した。
 
 同提携により、ラクーンレントの家賃保証サービスに「mamorocca」を付帯することで、不動産管理会社および物件オーナーの賃貸業務を効率化するとともに、入居者の心理的負担の軽減や安全を確保することができるとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:11  レンゴー-SMBC日興が目標株価引き上げ カタリスト不足を打ち返す川下発の値上げ
 レンゴー<3941.T>が反発。SMBC日興証券では、カタリスト不足を打ち返す川下発の値上げを評価。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1200円→1350円に引き上げた。

 SMBC日興では、25.3期は国内段ボール需要の鈍い回復や、値上げ効果の一巡、海外では重包装資材を中心に欧州、中国経済停滞の影響によって、セクター内で相対的に業績モメンタムが見劣りするリスクを懸念していた。一方、3月1日に同社が4月1日から段ボール製品など川下分野で10%以上の値上げを行うと公表したことで、この懸念が払しょく。川下分野では段ボールメーカーが物流費などを負担する商慣習にあるため、業界としてコスト転嫁の動きが本格化するとみている。

★13:15  バローHD-底堅い 2月度のバロー既存店売上高9%増
 バローホールディングス<9956.T>が底堅い。同社は11日13時、2月度のスーパーマーケットバローにおける既存店売上高は前年同月比8.5%増だったと発表した。全店は同9.4%増となった。

★13:24  コスモエネルギーHD-SMBC日興が目標株価引き上げ 株価上昇続けるがいまだ割高感はない
 コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が反落。SMBC日興証券では、株価は上昇を続けるがいまだ割高感はないと判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を7000円→7900円と引き上げた。

 24.3期3Q決算発表では追加の株主還元の発表はなかったが、決算説明会およびスモールミーティングでは、第7次中計における株主還元方針に変更はなく、極力早期に実現したいという会社側の思いも変わっていないことが確認されたという。SMBC日興では、バリュエーション面(25.3期PER7.3倍、総還元利回り11.7%)では、ENEOSHD(7.4倍、6.7%)や出光興産(7.7倍、10.4%)からのディスカウントは縮小しているが、引き続き割安感のある水準とみている。具体的な追加還元のアクションとともにディスカウントは解消に向かうと指摘している。

★13:25  LITALICO-3日続伸 三重県教育委員会と連携強化し実証実験
 LITALICO<7366.T>が3日続伸。同社は11日、三重県で「LITALICO教育ソフト」を活用した県立高校での実証事業を開始すると発表した。
 
 三重県と同社は2019年に包括連携協定を結び、「発達に課題を有する子どもなどへの支援等」で連携していた。2024年より県立高校における個々の生徒の発達段階に応じた支援や指導の充実および、卒業後の就労へむけた準備の充実を図るため、三重県教育委員会との連携を強化することとなったとしている。

★13:27  ヒビノ-後場プラス転換 YOASOBIのコンサートツアーで同社システムが採用
 ヒビノ<2469.T>が後場プラス転換。同社は11日13時、同社が提供する次世代のLEDディスプレイ・システム「Immersive LED System」が、ソニーグループ<6758.T>傘下のソニー・ミュージックエンタテインメントに所属する音楽ユニット「YOASOBI」のコンサートツアーZEPP TOUR 2024“POP OUT”に採用されたと発表した。
 
 同システムを使ったコンサートは、アジア初の試みとなるとしている。


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