前場コメント No.6 TOPPANHD、鹿島、リコー、トクヤマ、アルチザ、住友商

2024/03/14(木) 11:32
★9:40  TOPPANHD-急騰 NECと5Gに関する共同実証を開始
 TOPPANホールディングス<7911.T>が急騰。同社は13日、NEC<6701.T>と5Gの共創活動の一環として共同実証を開始すると発表した。
 
 NEC CONNECT 5G Labにおいて、NECの28GHz帯ローカル5G基地局と同社が開発した意匠性のあるミリ波反射シートを用いて、5Gの室内電波不感エリアの解消をめざした実験を実施、実利用シーンに近い試験環境での通信品質改善の効果について検証するとしている。

★9:54  鹿島-4日ぶり反発 大阪・関西万博で環境配慮型コンクリートドームを建設
 鹿島<1812.T>が4日ぶり反発。同社は13日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博、以下、万博)に、大阪・関西万博 未来社会ショーケース「グリーン万博・キッズエクスペリエンス」ブロンズパートナーとして協賛すると発表した。
 
 協賛内容は、万博会場内の西ゲート広場付近における環境配慮型コンクリートドーム「CUCO-SUICOMドーム」の建設。建設工事においては、同社が開発した短工期、低コストを実現する「KTドーム」技術と、同社らが開発した製造時に排出されるCO2を大幅に低減する環境配慮型コンクリートを活用するとしている。

★9:55  リコー-4日ぶり反発 ゲノム編集技術に関する非独占的ライセンス契約を締結
 リコー<7752.T>が4日ぶり反発。同社は13日、ERS Genomics(アイルランド、以下ERS)と、ERSが管理するCRISPR/Cas9ゲノム編集技術特許に関する、日本と米国における非独占的ライセンス契約を締結したと発表した。
 
 同技術は、狙ったゲノム配列を簡単に改変できる革新的な技術で、幅広い分野で利用されている、創薬研究に欠かせないゲノム編集ツール。
 
 同社は、2022年に子会社化したエリクサジェン・サイエンティフィック(アメリカ)のコア技術と同技術を掛け合わせることで、さまざまな遺伝的背景の患者に対する候補薬の作用機序の予測やより迅速で効率的なmRNAの設計をめざすとしている。

★9:59  トクヤマ-東海東京が目標株価を引き上げ 通期計画下方修正も3Q営業利益はQoQ大幅増益
 トクヤマ<4043.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、通期計画下方修正も3Q営業利益はQoQ大幅増益と指摘。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は2900円→3260円に引き上げた。

 東海東京では、24/3期の営業利益を前年比81.3%増の260億円と予想。昨年まで続いていた原燃料価格が下落に転じるタイミングで、タイムラグはあるが値上げが浸透し、マージンが改善すること及び減価償却方法の変更(50億円強)の増益要因の一方、固定費を中心としたコスト増による減益要因を差し引きし前年比117億円増の大幅増益を予想している。25/3期の営業利益は同36.5%増の355億円と予想。数量増及びマージン改善効果による増益が主因とした。

★10:00  アルチザ-続落 上期営業益96%減 5G投資の意欲低下が続く
 アルチザネットワークス<6778.T>が続落。同社は13日、24.7期上期(8-1月)の連結営業利益は2700万円(前年同期比95.9%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は6.5%。

 国内市場において、5Gに対する顧客の投資意欲低下が続いた。この状況下、主力の物販セグメントにおいても5Gフラッグシップ製品の販売に影響が出た。テストサービスの受託や保守サービスの減収なども響いた。

★10:02  住友商事-4日ぶり反発 ベトナムにおけるモビリティ事業の協業検討開始
 住友商事<8053.T>が4日ぶり反発。同社は13日、Green and Smart Mobility(ベトナム、以下GSM)とベトナムにおけるモビリティ事業の協業検討を目的とした覚書を締結したと発表した。
 
 GSMが有する顧客基盤、EV整備・充電インフラ網と、同社のモビリティ事業の知見を掛け合わせることで、ベトナムにおけるカーボンニュートラル化につながるモビリティ領域での協業の可能性を検討していくとしている。


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