前引け概況-日経平均は大幅反発 上げ幅を広げて813円高
18日の日経平均は大幅反発。前引けは813円高の39521円。先週末の米国株は下落したが、これを受けても寄り付きから200円を超える上昇。各種報道から日銀が3月会合でマイナス金利を解除するとの見方が強まったが、ドル円が円安(ドル高)に振れたことが安心材料となった。
高く始まった後も開始早々に節目の39000円を上回り、一段と上値を伸ばす展開。円安に自動車株が好反応を示したほか、東京エレクトロン<8035.T>など半導体株に強い買いが入った。また、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>が上場来高値を更新して全体の上昇をけん引した。ほぼ全面高の様相が強まる中、高いところでは900円超上昇して39600円台に到達。39500円を上回り、800円を超える上昇で前場の取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3500億円。業種別では証券・商品先物、ゴム製品、その他金融などが大幅上昇。下落は電気・ガス、鉱業、石油・石炭の3業種のみとなっている。前期の着地が計画を上振れ、今期は営業黒字転換の見通しを提示したACCESS<4813.T>が、一時ストップ高となるなど急騰。反面、丹青社<9743.T>は前期の大幅増益着地は事前の上方修正で織り込み済みで、今期の見通しが保守的と受け止められて大幅に下落している。
日経平均
39521.43 +813.79
先物
39300 +910
TOPIX
2711.15 +40.35
出来高
9.7億株
売買代金
2.35兆円
騰落
上1225/下375
グロース250指数
731.25 +9.77
東証REIT指数
1716.11 -7.81
ドル円
149.05
ユーロ円
162.32
債券
0.765 -0.020
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