前場コメント No.4 神戸物産、神奈交、ジャパンF、動物高医、サンテック、ヤマザキ

2024/03/22(金) 11:32
★9:09  神戸物産-SMBC日興が目標株価を引き上げ 円高の進行と食品メーカーM&Aを待ちたい
 神戸物産<3038.T>が反発。SMBC日興証券では、円高の進行と食品メーカーM&Aを待ちたいと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は3900円→4200円に引き上げた。

 店舗を運営していないため人件費や建築コスト上昇の影響も受けにくく業績に安心感があると指摘。円高が進行あるいは消費者の節約志向が進めばさらなる業績の上振れが期待できるという。足元までの業績動向および為替動向を踏まえ業績予想を修正。主な修正点は、円安の進行等を踏まえたPBの採算悪化。24/10期の営業利益は353億円、会社予想310億円には23年の夏以降に生じている客数の増加が十分に考慮されておらず保守的と考えている。

★9:09  神奈川中央交通-大幅続伸 通期営業益を上方修正 増配も発表
 神奈川中央交通<9081.T>が変わらずを挟み大幅続伸。同社は21日、24.3期の連結営業利益予想を従来の47.9億円から69.8億円(前期比61.5%増)に上方修正すると発表した。

 旅客自動車事業において定期券利用を中心に旅客需要が前回予想を上回ったことに加え、自動車販売事業において商用車の新車販売台数や車両整備台数が増加したことなどを踏まえた。

 併せて24.3期通期の期末配当予想を20円から40円(23.3期末は20円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は60円(前期は40円)となる。

★9:10  ジャパンフーズ-大幅高 通期営業益を上方修正 各種コスト改善などが寄与
 ジャパンフーズ<2599.T>が大幅高。同社は21日、24.3期の連結営業利益予想を従来の6.8億円から9.9億円(前期比6.9倍)に上方修正すると発表した。
 
 新たな販売領域を含めた受注が通期で拡大したことにより売上高が増加したほか、生産性向上によるコスト改善、エネルギー使用量の改善や政府の価格抑制策の延長によるエネルギーコストの改善などがにより、業績が当初予想を上回る見通しとなったことを踏まえた。

★9:10  日本動物高度医療センター-4日続伸 立会外で8万株・1.6億円を上限に自社株買い 割合は2.93%
 日本動物高度医療センター<6039.T>が4日続伸。同社は19日、8万株・1億5680万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年3月21日の終値(最終特別気配を含む)1960円で、2024年3月22日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.93%となる。

★9:11  サンテック-続伸 100万株の自己株を消却 割合は5.88%
 サンテック<1960.T>が続伸。同社は21日、100万株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は3月29日。消却前の発行済株式総数に対する割合は5.88%となる。

★9:12  ヤマザキ-6日ぶり反落 通期営業益を下方修正 各部門で苦戦
 ヤマザキ<6147.T>が6日ぶり反落。同社は21日、24.3期通期の連結営業損益予想を従来の3000万円の黒字から1.4億円の赤字(前期は2.3億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 各部門において、売上不足により、人件費などの固定費が回収できなかった。ほか、工作機械部門において販売の集中する3月に大幅な利益を見込んでいた高利益率の案件の翌期以降へのずれ込みや、案件の集中により予想以上に製作コストが発生したことを踏まえた。
 
 併せて24.3期通期の期末配当予想を15円から10円(23.3期末は10円)に下方修正すると発表した。


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