〔Market Flash〕中国訪日客はコロナ前の6割超まで回復~SMBC日興

2024/03/22(金) 13:54
【13:50】中国訪日客はコロナ前の6割超まで回復~SMBC日興  SMBC日興証券では、2024年2月のインバウンド動向を受けてリポートしている。2月の訪日外客数は278.8万人。国別では米国が増加しており、中国からの訪日客は2019年同月の63%となった。日本と中国間の航空機の直行便は回復傾向にあるもようで、中国客は増加が続く見込み。SMBC日興では、夏から秋の観光シーズンの間に、コロナ前水準まで訪日客が回復する可能性があると考えている。また、2023年の訪日客1人当たり支出は2019年の水準を30%超上回ったが、この背景には、円安と日本の相対的な低インフレがあったと指摘。足元のドル円は日銀の政策修正を受けても150円を上回って推移しており、当面はインバウンド消費にとって追い風となる為替環境が続きそうとSMBC日興ではコメントしている。 【12:55】世界最大級のアニメイベントでの発表内容に注目~SMBC日興  SMBC日興証券ではエンタメセクターに関するリポートの中で、世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」のパブリックデイが3月23~24日の土日2日間に渡って開催されることに注目している。当日は様々なステージが開催予定で、株価カタリストになりうる今後放送予定のテレビアニメや劇場版作品に関する情報アップデートがなされる可能性があるとSMBC日興では考えている。具体的な注目ステージとしては、KADOKAWA<9468.T>の「推しの子」、「Re:ゼロから始める異世界生活」、「この素晴らしい世界に祝福を!3」、東宝<9602.T>の「薬屋のひとりごと」、「葬送のフリーレン」などを挙げている。 【10:25】国内長期金利は緩やかな上昇を見込む~みずほ  みずほ証券では日本の長期金利(10年国債利回り)に関して、目先、0.7%~0.8%台で推移したあと、2024年末にかけては利上げ観測が強まることで、0.9%台に緩やかに上昇していくと予想している。3月会合の政策変更が全会一致とはならなかったことから、次回の日銀会合(4/25~26)では、ただちに利上げに向けて地ならしを進める可能性は高くないとみている。6月や7月の会合にかけては、所定内給与など賃金の伸び率が高まるといった前向きな動きが続けば、日銀が利上げに向けた地ならしを徐々に進める可能性があると考えている。 【9:50】3月短観は製造業は悪化、非製造業は改善継続か~BNPパリバ  BNPパリバ証券では、4月1日に公表される3月調査の日銀短観に関して、業況判断DIは、大企業については製造業が10(12月調査は13)へ低下する一方、非製造業は35(同32)と一段の上昇を見込んでいる。中小企業は、製造業がマイナス0(同2)、非製造業は17(同14)と予想している。ただし、予想される製造業の悪化については、特殊要因が影響しているとBNPパリバでは指摘。今回の短観は、そういった影響を除けば企業部門の業況は総じて改善傾向にあり、企業の投資意欲も依然強いことを示すものになると予想している。 【8:45】寄り前気配は日本酸素、邦ガス、キッセイ薬、パンパシが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日本酸素<4091>+3.41%、邦ガス<9533>+3.14%、キッセイ薬<4547>+2.98%、パンパシHD<7532>+2.83%、群馬銀<8334>+2.72%、ツムラ<4540>+2.56%、TIS<3626>+2.50%、不二越<6474>+2.41%、戸田建<1860>+2.35%などが高い気配値。  一方、リンナイ<5947>-5.59%、北越コーポ<3865>-3.00%、キヤノンMJ<8060>-2.99%、ヒロセ電<6806>-2.51%、マブチ<6592>-2.34%、ナブテスコ<6268>-2.13%、サッポロHD<2501>-1.99%、中外薬<4519>-1.82%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,179.46 -49.65
TOPIX 2,724.08 -4.13
グロース250 650.60 +0.37
NYダウ 39,512.84 +125.08
ナスダック総合 16,340.87 -5.40
ドル/円 155.87 +0.09
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ