日本化学産業-急騰 通期営業益を下方修正も増配を好感
日本化学産業<4094.T>が急騰。同社は27日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の26.9億円から21.5億円(前期比25.8%減)に下方修正すると発表した。
薬品事業、建材事業の販売数量、販売戸数の減少に加え、原材料、エネルギー価格などの高止まりも響いた。
併せて、より一層の安定的な株主還元を実現するため、株主還元方針を変更すると発表した。単年度の業績に影響を受けにくい株主資本の水準や、株主資本の増加額を勘案し配当額を決定することに変更するとしている。
変更に伴い、24.3期通期の期末配当予想を16円から30円(23.3期末は16円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は46円(前期は32円)となる。株価は増配が好感されて大きく上昇している。
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