前場コメント No.1 TORICO、楽天G、ヤマイチ、第一生命、サノヤスHD、エネチェンジ

2024/04/01(月) 11:32
★9:00  TORICO-買い気配 テイツーと資本業務提携 第三者割当増資で3.1億円調達
 TORICO<7138.T>が買い気配。同社は3月29日、テイツー<7610.T>との資本業務提携およびテイツーを割当先とする第三者割当増資を行うと発表した。

 新株式発行の払込期日は4月15日。発行株式数は30万株。発行価額は1株につき1068円。差引手取概算額として3億1440万円を調達し、海外事業や新規事業推進のための資金に充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は23.85%。

 同社は従前よりテイツーから商材の仕入れを行っており、事業領域の重なりの多さや、同じテーマでも異なる強みを保持している。両社の経営資源を相互に活用することで事業基盤を強化・拡充・発展させ、多様化する顧客ニーズと業界における地位向上をめざすとしている。

★9:00  楽天グループ-買い気配 金融事業再編へ 銀行・証券・カード一体に=日経
 楽天グループ<4755.T>が買い気配。複数メディアは1日、同社が金融子会社を再編する方針を固めたと報じた。

 同日の日本経済新聞電子版の記事によれば、10月をめどに上場中の楽天銀行<5838.T>を含め、楽天カードや楽天証券を一つのグループにまとめるもよう。懸案の携帯電話事業は足元で赤字額が減り、設備投資も抑えられる見通し。携帯を支えてきた金融事業を一体運営して企業価値を高め、同事業の成長資金の確保や会社全体の財務改善につなげるとしている。

 同社は報道に対し、1日8時50分、「当該情報は当社が発表したものではありません。報道のとおり、当社がフィンテック事業の再編について検討していることは事実であり、開示すべき事象が生じ次第、速やかに公表します・とのコメントを発表している。

★9:01  ヤマイチ-売り気配 株式の公募・売り出しを実施 造成工事費などに充当
 ヤマイチ・ユニハイムエステート<2984.T>が売り気配。同社は3月29日に、124万9500株の公募および上限18万74000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 
 発行条件は4月8日~4月11日のいずれかの日に決める。手取り概算額で13億1944万3200円を調達し、不動産開発・賃貸事業における造成工事費などの運転資金や借入金の返済資金に充当する予定としている。

★9:01  第一生命-続伸 新中計を策定 26年度の修正利益4000億円めざす
 第一生命ホールディングス<8750.T>が続伸。同社は29日、2024年から2026年までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 数値目標として、26年度に修正利益4000億円、修正ROE10%程度をめざす。また、配当性向を40%以上に引き上げ、従来の期末配当のみの実施から、中間配当も実施し、年2回の配当実施へ変更する。

 変更に伴い、24.3期通期の期末配当予想を86円から106円(23.3期末は86円)に上方修正すると発表した。  

★9:01  第一生命-続伸 5000万株・1000億円を上限に自社株買い 割合は5.26%
 第一生命ホールディングス<8750.T>が続伸。同社は29日、5000万株・1000億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月1日~2025年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.26%となる。

★9:03  サノヤスHD-買い気配 100万株・1.5億円を上限に自社株買い 割合は2.96%
 サノヤスホールディングス<7022.T>が買い気配。同社は29日、100万株・1億5000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月1日~2025年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.96%となる。

★9:03  サノヤスHD-買い気配 新中計を策定 26年度のROE6%以上めざす
 サノヤスホールディングス<7022.T>が買い気配。同社は29日、2024年から2026年までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 数値目標として、26年度に売上高300億円、ROE6%以上をめざす。
 
 併せて、25.3期通期の連結営業利益予想を1.0億円(24.3期の予想値は4.0億円)にすると発表した。新中計に基づき、積極的な投資を行うことによるコスト増や給与アップなどの人財投資を前倒しで実施することから、減益見込みだとしている。

★9:03  エネチェンジ-売り気配 SPCスキームと別の取引会計処理に関する疑義について監査法人から指摘
 ENECHANGE<4169.T>が売り気配。同社は3月29日、23.12期有価証券報告書について、提出期限延長に関する承認申請書を関東財務局に提出すると発表した。

 加えて、あずさ監査法人から指摘を受けたSPCスキームとは別のEV充電事業における取引の会計処理に関して疑義の指摘を受けており、外部調査委員会の調査結果によっては、22.12期の有価証券報告書等への影響が出る可能性があることも発表した。そのため、法令に定める提出期限までに23.12期有価証券報告書を提出することができない見込みとしている。


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