清水建設-4日ぶり反発 同社施行のタワマンが販売休止 コンクリの強度検査で=日経
清水建設<1803.T>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は3日、三井不動産<8801.T>系の三井不動産レジデンシャルや同社など6社が東京都中央区で手掛ける再開発事業で、中核として建設中のタワーマンションの販売活動が休止となったことが同日、わかったと報じた。
記事によれば、工事に使うコンクリートの強度を検査したところ、詳しく調べる必要が出てきたためのようだ。タワマンのコンクリートの強度を確認するために、同じコンクリートで作った試験用の部材で破壊検査をしたところ、一部で強度が想定の数値に達しなかったことが判明したとしている。
同社は同日、「原因究明と対応策について、検討・協議を進めている」とし、「対応策のプロセスを着実に遂行し、品質・性能を確保した建物を引き渡す」とコメント。タワマンの完成時期への影響について、三井不動産では「調査中」としている。
タワーマンションの販売活動中止については、前日3日にも一部SNSなどを通じて伝わっており、同社株価は前日比10%下落する場面があった。なお、きょうは買い戻しが優勢となっている。
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