前場コメント No.7 パナソニックＨ、ＴＢＳＨＤ、ロート、ネクソン、ニーズウェル、東邦鉛
★10:43 パナソニックＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ EV期待は剥落
パナソニックホールディングス<6752.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、EV期待は剥落として、投資評価「1」を継続、目標株価を2400円から2000円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、調整後営業利益予想を従来予想から引き下げ。EVへの補助金失速など外部要因を反映した。また、個社要因としてくらしやインダストリーでの回復タイミングを1年遅らせたほか、エナジー社の能力増強も1年後ろ倒し。新たな能力増強は第3工場建設とせず需要見合いでKansas工場の能力増強で柔軟に対応し投資効率重視の経営判断を執ると予想している。
パナソニックホールディングス<6752.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、EV期待は剥落として、投資評価「1」を継続、目標株価を2400円から2000円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、調整後営業利益予想を従来予想から引き下げ。EVへの補助金失速など外部要因を反映した。また、個社要因としてくらしやインダストリーでの回復タイミングを1年遅らせたほか、エナジー社の能力増強も1年後ろ倒し。新たな能力増強は第3工場建設とせず需要見合いでKansas工場の能力増強で柔軟に対応し投資効率重視の経営判断を執ると予想している。
★10:45 ＴＢＳＨＤ－4日ぶり反落 子会社保有の上場有価証券3銘柄を売却へ 売却益84億円見込む
ＴＢＳホールディングス<9401.T>が4日ぶり反落。同社は4日、子会社2社が保有する上場有価証券3銘柄を売却すると発表した。
売却益の発生予定日は5日および8日。売却益の見込み額は約84億円。戦略的投資などの原資としての活用およびコーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しのためとしている。25.3期の業績予想に織り込む予定。
なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。
ＴＢＳホールディングス<9401.T>が4日ぶり反落。同社は4日、子会社2社が保有する上場有価証券3銘柄を売却すると発表した。
売却益の発生予定日は5日および8日。売却益の見込み額は約84億円。戦略的投資などの原資としての活用およびコーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しのためとしている。25.3期の業績予想に織り込む予定。
なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。
★10:52 ロート製薬－続落 三井物産らとシンガポールの漢方薬大手を共同買収
ロート製薬<4527.T>が続落。同社は4日、三井物産<8031.T>らと共同で、シンガポール漢方薬製造販売企業のユーヤンサン（シンガポール、以下ＥＹＳ）の発行済普通株式の約86％をＲｉｇｈｔｅｏｕｓ Ｃｒａｎｅ Ｈｏｌｄｉｎｇ（シンガポール）から取得し、同株式取得の完了後、ＥＹＳの発行済普通株式の残り14％を対象とした強制的公開買い付けを実施すると発表した。
ＥＹＳのアジアにおける強い製品・ブランド力と同社の研究技術開発・販売力が連携することで、革新的なビジネスにつなげ、前例のない健康事業の実現をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ロート製薬<4527.T>が続落。同社は4日、三井物産<8031.T>らと共同で、シンガポール漢方薬製造販売企業のユーヤンサン（シンガポール、以下ＥＹＳ）の発行済普通株式の約86％をＲｉｇｈｔｅｏｕｓ Ｃｒａｎｅ Ｈｏｌｄｉｎｇ（シンガポール）から取得し、同株式取得の完了後、ＥＹＳの発行済普通株式の残り14％を対象とした強制的公開買い付けを実施すると発表した。
ＥＹＳのアジアにおける強い製品・ブランド力と同社の研究技術開発・販売力が連携することで、革新的なビジネスにつなげ、前例のない健康事業の実現をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★11:06 ネクソン－東海東京が目標株価引き下げ 今期営業益予想を下方修正
ネクソン<3659.T>が反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、24.12期予想を引き下げ、業績復調を見込む25.12期に基準年度を変更。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は4540円→3590円に引き下げた。
東海東京では、24.12期については3Qに中国「アラド戦記モバイル」投入を想定、3Q以降の中国売り上げ伸長を見込むものの、「THE FINALS」売り上げ拡大は従来想定より緩慢と考えている。1Q、2Qで中国、韓国売り上げの苦戦を見込むことから、営業利益予想を大きく引き下げた。25.12期は、中国「アラド戦記モバイル」のフル寄与、欧米向け運用型アクションゲームの着実な拡大、韓国売り上げの復調を見込み、営業利益は24.12期比で増加することを予想している。
ネクソン<3659.T>が反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、24.12期予想を引き下げ、業績復調を見込む25.12期に基準年度を変更。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は4540円→3590円に引き下げた。
東海東京では、24.12期については3Qに中国「アラド戦記モバイル」投入を想定、3Q以降の中国売り上げ伸長を見込むものの、「THE FINALS」売り上げ拡大は従来想定より緩慢と考えている。1Q、2Qで中国、韓国売り上げの苦戦を見込むことから、営業利益予想を大きく引き下げた。25.12期は、中国「アラド戦記モバイル」のフル寄与、欧米向け運用型アクションゲームの着実な拡大、韓国売り上げの復調を見込み、営業利益は24.12期比で増加することを予想している。
★11:14 ニーズウェル－5日続落 上田八木短資からマイグレーション開発を受注
ニーズウェル<3992.T>が5日続落。同社は4日、上田八木短資から、ローコード開発ツール「WebPerformer」を活用した既存アプリケーションからのマイグレーション開発を受注したと発表した。
上田八木短資は、多数の業務アプリケーション群の属人性排除、運用性、保守性の向上のためマイグレ―ション開発実施を検討していた。
同社の「WebPerformer」開発実績とノウハウ、同社の強みの1つである金融系システム開発力を活かしたマイグレーション開発実績などをベースとした提案を行い、受注に至ったとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ニーズウェル<3992.T>が5日続落。同社は4日、上田八木短資から、ローコード開発ツール「WebPerformer」を活用した既存アプリケーションからのマイグレーション開発を受注したと発表した。
上田八木短資は、多数の業務アプリケーション群の属人性排除、運用性、保守性の向上のためマイグレ―ション開発実施を検討していた。
同社の「WebPerformer」開発実績とノウハウ、同社の強みの1つである金融系システム開発力を活かしたマイグレーション開発実績などをベースとした提案を行い、受注に至ったとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★11:14 東邦亜鉛－下げ幅拡大 豪関連会社に対し取り立て不能・遅延のおそれ 債権額は約91億円
東邦亜鉛<5707.T>が下げ幅拡大。同社は5日11時、豪州持分法適用関連会社であるＡｂｒａ Ｍｉｎｉｎｇが豪州会社法に基づく任意管理手続きの開始を決議したと発表した。
これにより、同関連会社に対する債権について、取り立て不能または取り立て遅延となるおそれが生じた。債権金額は合計で90億6700万円。連結純資産に対する割合は17.9％となる。24.3期および25.3期業績への影響は精査中としている。
東邦亜鉛<5707.T>が下げ幅拡大。同社は5日11時、豪州持分法適用関連会社であるＡｂｒａ Ｍｉｎｉｎｇが豪州会社法に基づく任意管理手続きの開始を決議したと発表した。
これにより、同関連会社に対する債権について、取り立て不能または取り立て遅延となるおそれが生じた。債権金額は合計で90億6700万円。連結純資産に対する割合は17.9％となる。24.3期および25.3期業績への影響は精査中としている。
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