前場コメント No.10 プロシップ、ライトアップ、ノムラシステム、サカタのタネ、エコトレディン、富士通

2024/04/08(月) 11:33
★10:10  プロシップ-3日続伸 電力会社向け固定資産管理システムを提供開始
 プロシップ<3763.T>が3日続伸。同社は8日、電力会社向け固定資産管理システム「ProPlus for Electric Power Company」を正式に提供開始すると発表した。
 
 同製品は一般的な固定資産管理に必要な会計や税務の複数帳簿管理や一連の処理機能に加え、電気事業会計特有の建設仮勘定機能や除却仮勘定機能、配電取替計算機能を搭載しており、今後5年間で累計20-30億円の売り上げを目指し、電力各社への展開を狙っていくとしている。

★10:11  ライトアップ-急騰 大分みらい信用金庫と業務提携しシステム提供
 ライトアップ<6580.T>が急騰。同社は8日、大分みらい信用金庫(大分県別府市)と業務提携契約し、同社が提供する補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」のOEM提供を開始したと発表した。
 
 同システムの活用により、大分みらい信用金庫の取引先に、オンライン上でいち早く公的支援制度(補助金・助成金)の情報提供を行うことが可能となるという。また、申請希望者はオンライン上で申請手続きのサポートを受けることが可能となるとしている。

★10:13  ノムラシステム-急騰 国内大手半導体材料メーカーから業務効率化プロジェクトを受注
 ノムラシステムコーポレーション<3940.T>が急騰。同社は8日、国内大手半導体材料メーカーから「生産管理の効率化」「日次業務の業務負荷低減」や「情報共有の早期化/可視化」に向けた業務効率化プロジェクトを受注したと発表した。

★10:14  サカタのタネ-3日ぶり反落 3Q累計営業益2%減 販管費増が響く
 サカタのタネ<1377.T>が3日ぶり反落。同社は5日、24.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は80.4億円(前年同期比2.1%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は73.1%。

 人件費の増加などによる販管費の増加が響いた。

★10:27  エコートレーディング-続落 今期営業益は2%増を見込む 前期は2倍
 エコートレーディング<7427.T>が続落。同社は5日、25.2期通期の連結営業利益予想を17.5億円(前期比2.0%増)に、年間配当予想を28円(前期は33円)にすると発表した。
 
 26.2期を最終事業年度とする新中計の実現に向け、持続的な収益獲得基盤の構築を目的とする子会社を含めた物流センターの移転を行うとともに、人的資本経営の一環として、本社事務所の移転や人財育成を目的とする社員へのさらなる投資を実施するとしている。

 23.12期通期の連結営業利益は17.2億円(前期比2.0倍)だった。
 
 単品管理のさらなる徹底による売上総利益の改善、配送ルートの見直しや不動・滞留在庫の削減による適正在庫での運用など物流コストの抑制が寄与した。
 
 なお、株価は前期の大幅営業増益着地に対して今期は一桁増益の見通しにとどまること、今期は減配計画となっていることなどから、売りが優勢となっている。

★10:32  富士通-大和が投資判断を引き上げ 中核事業へ集中、成長企業の株価へ転換
 富士通<6702.T>が堅調。大和証券では、中核事業へ集中、成長企業の株価への転換を予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」→「1(買い)」に引き上げ、目標株価は1970円→3500円に引き上げた。

 長らくの大規模な事業構造改革フェイズを終え、中核たるITサービス事業を牽引車に長期成長フェイズへ移行するとみている。成長の牽引車は、1)新規事業が富士通 UVANCE(ユーバンス)による高付加価値化サービスの提供、2)旧来事業がGDC/JGG部隊による利益率・生産性の改善であるという。大和予想は全般に若干の下方修正。これは直近の業績動向・外部環境を反映したものとコメントしている。


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