寄り付き概況-日経平均は大幅続落 ABCマートが急伸
11日の日経平均は大幅続落。注目の3月消費者物価指数(CPI)を受けて10日の米国株が大きく下落したことを嫌気して、寄り付きから500円近い下落となった。安く始まった後は、節目の39000円に接近しながらも、これを割り込むことなく切り返している。米長期金利の上昇を受けて三菱UFJ<8306.T>、ドル高・円安進行を受けてトヨタ<7203.T>に買いが入っており、全面安とはなっていない点が一定の安心感を誘っている。大幅安ではあるものの、39000円台からスタートして足元では39200円近辺まで値を戻している。
業種別では鉱業、銀行、電気・ガスなどが上昇している一方、不動産、パルプ・紙、金属製品などが下落している。決算が好感されたエービーシー・マート<2670.T>が急伸。反面、今期は2桁の減益を計画している吉野家ホールディングス<9861.T>が急落している。
日経平均
39189.02 -392.79
先物
39200 -350
TOPIX
2727.74 -15.05
出来高
3.6億株
売買代金
0.93兆円
騰落
上212/下1403
グロース250指数
693.13 -9.24
東証REIT指数
1783.96 -2.44
ドル円
152.90
ユーロ円
164.26
債券
0.835 +0.040
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