前場コメント No.2 サイゼリヤ、コシダカHD、コーナン商事、山田コンサル、7&I、エヌピーシー

2024/04/11(木) 11:30
★9:01  サイゼリヤ-売り気配 上期営業益6.6倍も計画下振れ着地
 サイゼリヤ<7581.T>が売り気配。同社は10日に、24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は59.3億円(前年同期比6.6倍)だったと発表した。通期の会社計画131.0億円に対する進ちょくは45.3%。

 アジアが、新型コロナウイルス感染症に関わる各種規制が緩和され、経済活動が活発化されるなか、新規出店を継続的に進め、店舗数が増加したことなどにより、大幅な増益となった。国内が、黒字転換したことも寄与した。
 
 大幅増益での着地となったが、上期の会社計画の連結営業利益61.0億円を下回った。株価は、これが嫌気され売りが優勢となっている。

★9:02  コシダカHD-買い気配 通期経常益を上方修正 上期は51%増
 コシダカホールディングス<2157.T>が買い気配。同社は10日、24.8期通期の連結経常利益予想を従来の89.1億円から99.4億円(前期比28.0%増)に上方修正すると発表した。上期(9-2月)の計画上振れを加味した。

 24.8期上期の連結経常利益は55.4億円(前年同期比50.5%増)だった。上期の計画45.1億円を上回った。海外投資に対する為替差益、出店地域の再開発に伴う解約金収入の発生が寄与した。

★9:02  コーナン商事-買い気配 今期営業益8%増見込む 前期は9%増
 コーナン商事<7516.T>が買い気配。同社は10日、25.2期通期の連結営業利益予想を259億円(前期比7.5%増)に、年間配当予想を100円(前期は95円)にすると発表した。成長戦略の実行を通じて、2期連続の増収増益をめざすとしている。

 24.2期通期の連結営業利益は241億円(前年同期比9.4%増)だった。売上増に伴う売上総利益の増加と計画を下回る販管費の抑制が寄与した。

★9:02  山田コンサル-買い気配 前期営業益を上方修正 増配も発表
 山田コンサルティンググループ<4792.T>が買い気配。同社は10日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の35.0億円から37.0億円(前期比28.9%増)に、年間配当予想を34円から42円(前期末は33円)に上方修正すると発表した。

 コンサルティング事業において、M&Aアドバイザリー、経営コンサルティング、不動産コンサルティングの案件引き合い・受注がそれぞれ順調となったことが寄与する。年間配当予想は75円(前の期は56円)となる。

★9:02  コーナン商事-買い気配 80万株・30億円を上限に自社株買い 割合は2.62%
 コーナン商事<7516.T>が買い気配。同社は10日、80万株・30億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月11日~9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.62%となる。

★9:02  セブン&アイ-もみ合い 今期営業益2%増見込む 前期は6%増
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>がもみ合い。同社は10日に、25.2期通期の連結営業利益予想は5450億円(前期比2.0%増)と発表した。市場コンセンサスは5502億円。

 グループ戦略の軸となる「食」の強みを活かし、コンビニエンスストア事業を中心とした成長に向けて顧客の変化に対応する様々な戦略的施策を推進するとしている。

 24.2期通期の連結営業利益は5342億円(前の期比5.5%増)だった。国内コンビニエンスストア事業が、各地でのイベントなどの再開による人流回復や好天に恵まれたことに加え、フェアの積極展開などの各種施策が奏功したことにより、増益となった。海外コンビニエンスストア事業やスーパーストア事業が増益となったことも寄与した。

★9:02  セブン&アイ-もみ合い 株主優待制度導入 グループ共通商品券など贈呈
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>がもみ合い。同社は10日に、株主優待制度を導入すると発表した。

 保有株式数、および継続保有期間に応じて、同社グループ共通で利用できるセブン&アイ共通商品券(2000円分~3500円分)、もしくは社会貢献活動団体への寄付のいずれかを選択することができる。
 対象となる株主は、初回のみ基準日(2024年8月末日)現在の株主名簿上で、株式を100株以上保有している株主が対象となり、2回目以降は基準日(毎年2月末日)現在の株主名簿上で、株式を100株以上保有している株主が対象となる。

★9:02  エヌピーシー-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は2.9倍
 エヌ・ピー・シー<6255.T>が買い気配。同社は10日、24.8期通期の連結営業利益予想を従来の15.8億円から21.5億円(前期比2.2倍)に上方修正すると発表した。

 客先の要望により国内電子部品業界向け FA(ファクトリーオートメーション)装置案件の一部が今期に前倒して売り上げ計上される見込みとなった。利益率の高い部品販売の増加や、仕入れコスト、現地作業費の原価低減なども寄与する。

 24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は6.6億円(前年同期比2.9倍)だった。


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