三井不動産-3日ぶり反発 新長期経営方針を策定 増配も発表
三井不動産<8801.T>が3日ぶり反発。同社は11日、新長期経営方針を策定したと発表した。
コア事業のさらなる成長、スポーツ・エンターテインメントなどの新たなアセットクラスへの展開、新事業領域の探索、事業機会獲得の3つの事業戦略により、両利きの経営を実践する。
数値目標として、2030年前後の年間EPS成長率8%以上、ROE10%以上をめざす。また、2026年度までに「コア事業」への成長投資2兆円程度、さらなる成長実現に向け2030年度までにM&Aに4000億円以上の投資枠、2030年度までにスタートアップに1000億円以上の出資枠を設定するとしている。
また、配当性向は毎期35%程度とし、累進配当を導入するとしている。変更に伴い24.3期通期の期末配当予想を37円から47円(23.3期末は32円)に上方修正すると発表した。
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