久光製薬-3日続落 今期営業益10%増見込む コンセンサス下回る
久光製薬<4530.T>が3日続落。同社は11日、25.2期通期の連結営業利益予想を145億円(前期比10.1%増)に、年間配当予想を90円(前期は85円)にすると発表した。市場コンセンサスは168億円。
発品使用促進策の強化や長期収載品の薬価追加引き下げなど、今後も医療費抑制策の継続が想定される。この環境下、国内では既存商品の売り上げ伸長、ニーズに対応した商品改良などに努める。海外では子会社ノーベンを拠点とし、研究開発の機能などを高める。政策保有株については、今期末までに連結純資産比20%未満に縮減する目標。
24.2期通期の連結営業利益は132億円(前の期比13.5%増)だった。製造コスト増加や薬価改定の影響があったものの、売り上げの増加により増益となった。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
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