〔Market Flash〕いつ実質賃金がプラスになるのか?~BNPパリバ

2024/04/12(金) 13:24
【13:20】いつ実質賃金がプラスになるのか?~BNPパリバ  BNPパリバ証券では、実質賃金がプラス転換する時期について考察している。名目賃金については今夏以降、3%台前半まで上昇すると予想。ただし、インフレ率もかなり高い水準にとどまるとみている。CPIコアは夏場にかけて3%台半ばまで再加速した後、やや鈍化して来年2月頃までは3%程度で推移すると予想しており、このCPIコアで実質化した実質賃金は2024年10-12月にプラスとなる。ただし、帰属家賃を除く総合については、3%台前半まで鈍化してくるのは2025年4-6月頃になるとみている。この場合、名目賃金の上昇率との逆転は2025年7-9月、早くても2025年4-6月になると予想している。 【10:30】失われた30年から「日本復活の時代」へ~SMBC日興  SMBC日興証券では、日本を取り巻く環境の変化や日本企業の潤沢なキャッシュを背景に、国内設備投資加速の動きが過去のトレンドとは違った形で進む可能性が高いと考えている。このことは日本の潜在成長率の押し上げにもつながるとみている。「失われた30年」の間、デフレマインドとコストカット型経営の浸透で、国内設備投資が抑制された一方、海外設備投資が増加傾向となった。しかし、これからは国際秩序の変動、円安継続、構造的な人手不足などのマクロ環境の変化によって国内投資が活発化すると予想。東証33業種分類では「建設」「機械」「電気機器」「情報通信」セクターの銘柄群にポジティブと考えている。 【9:50】産エレの25.3期ガイダンスはコンセンサス並みを想定~大和  大和証券では産業エレクトロニクスセクターに関して、1-3月期は各社良好な着地を想定している。電力機器関連の更新需要が旺盛で、遅れていた価格改定効果も寄与するとみている。一方、25.3期のガイダンスはコンセンサス並みを想定している。産エレセクターは良好な決算が続いていたことから、コンセンサスにある程度堅調な業績が織り込まれていると考えている。FA関連とパワー半導体については1-2月の月次統計が軟調で、下振れリスクに注意が必要と指摘している。 【8:45】4月限SQ算出日、寄り前気配は日油、大塚商、阿波銀が高い気配値  きょうは4月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。  主力株の寄り前気配では、日油<4403>+8.65%、大塚商<4768>+6.77%、阿波銀<8388>+5.31%、カカクコム<2371>+4.48%、オービック<4684>+3.35%、松竹<9601>+3.12%、ミスミG<9962>+3.01%などが高い気配値。  一方、エプソン<6724>-18.55%、コナミG<9766>-10.00%、ファストリ<9983>-10.00%、日東電<6988>-9.96%、セコム<9735>-7.03%、横河電<6841>-7.02%、テルモ<4543>-7.02%などが安い気配値となっている。
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