後場コメント No.3 RPA、カネカ、IGポート、デジハHD、ARアドバン、ヨコオ

2024/04/15(月) 15:00
★13:32  RPA-大幅高 今期営業益25%増見込む 前期は70%増
 RPAホールディングス<6572.T>が大幅高。同社は12日、25.2期通期の連結営業利益予想を6.5億円(前期比25.0%増)に、年間配当予想を未定(前期は無配)にすると発表した。成長に応じた投資を進めつつ、引き続きコストコントロールも強化する。 

 24.2期通期の連結営業利益は5.2億円(前の期比70.0%増)だった。ロボットアウトソーシング事業における「BizRobo!」のストック収入増加、コストコントロール強化により、利益率が改善した。ロボットトランスフォーメーション事業が堅調だったことも寄与した。

★13:36  カネカ-底堅い 大成建設と外装発電システム販売の合弁会社設立
 カネカ<4118.T>が底堅い。同社は15日、大成建設<1801.T>と、両社で共同開発した建物の外壁や窓と一体化させた太陽電池モジュールで発電する外装発電システム「Green Multi Solar」を販売する共同事業を目的とする「G.G.Energy」を設立し、今年4月より本格的に営業を開始すると発表した。
 
 両社は同合弁会社を通じ、同システムの販路拡大、普及・促進を図るとしている。

★13:38  IGポート-大幅安 通期営業益を上方修正も利益確定の売り
 IGポート<3791.T>が大幅安。同社は12日、24.5期の連結営業利益予想を従来の8.9億円から11.3億円(前期比13.5%増)に上方修正すると発表した。
 
 版権事業で来期見込んでいたものが当期に前倒しになったことや、過去作品が好調であったことを踏まえた。

 3Q累計の連結営業利益は8.4億円(前年同期比4.5%減)となった。通期計画に対する進ちょく率は74.6%。

 併せて24.5期通期の期末配当予想を52円から55円(前期末は40円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

 なお、株価は直近に年初来高値を更新するなど、高値圏で推移していたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

★13:46  デジタルハーツHD-続伸 GMOメディアと業務提携
 デジタルハーツホールディングス<3676.T>が続伸。同社は15日11時30分、グループ会社で韓国のWeb3ゲームチャンネルを運営するデジタルハーツソウルが、GMOインターネットグループ<9449.T>傘下でブロックチェーンゲーム情報メディアを運営するGMOメディア<6180.T>と業務提携すると発表した。
 
 同業務提携により、両社はメディアコンテンツの共有をはじめ共同でのイベントやキャンペーンの開催などの共同施策を今後展開するとしている。

★13:54  ARアドバンストテクノロジ-急落 上期営業益10%減 積極投資による費用増が響く
 ARアドバンストテクノロジ<5578.T>が急落。同社は12日、24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は2.2億円(前年同期比9.7%減)だったと発表した。売上高は54.7億円(同15.0%増)となった。
 
 旺盛なDX需要から売上高は堅調に推移した。一方、下期から来期にかけての成長のための積極投資により費用が増加した。この結果、増収減益となった。

★13:59  ヨコオ-3日ぶり反落 スマートバリューと協業しカーシェアサービスを拡販
 ヨコオ<6800.T>が3日ぶり反落。同社は15日、スマートバリュー<9417.T>とと協業し、スマートバリューが提供する「Kuruma Base」に、車の鍵を受け渡すことなく、スマホアプリで車の鍵を開閉できるスマートロックシステム、「無人鍵開閉システム」の提供を開始すると発表した。

 同社の無人鍵開閉システムは、車載器とスマートフォンを、LTE回線を使って接続し鍵の開閉を行うため、スマートフォン性能に依存することなくスムーズに鍵の開閉を行うことができるとしている。

 なお、株式市場への影響は限定的となっている。


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