ベースフード-急落 今期営業黒字転換見込む 4Qの売上高は前四半期下回る
ベースフード<2936.T>が急落。同社は15日に、25.2期通期の営業損益予想を1.7億円の黒字(前期は9.0億円の赤字)と発表した。
需要期である上期は販促強化のため引き続き赤字だが、下期に売上総利益およびマーケティング費用の両方を改善させることで、通期黒字化をめざすとしている。
24.2期通期の営業損益は9.0億円の赤字(前の期は9.7億円の赤字)だった。チャネル構成比の変化や自主回収による一時的な商品廃棄損増により、売上総利益率は悪化した。一方で、売上高の増加や、荷造運賃費と広告宣伝費の効率化による営業利益率の改善により、赤字縮小となった。
24.2通期の売上高は148.7億円(前の期比50.9%増)だった。大幅な増収となったものの、自主回収後の影響により3Qは34.5億円と、2Qの43.7億円を下回っていた。足もとは徐々に回復基調にあるとしているが、4Qの売上高は33.2億円と3Qを下回る結果となった。
株価は、4Qの売上高が前四半期である3Qを下回っており、自主回収後の影響が長引いているとの懸念から、売りが優勢になっているようだ。
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