〔Market Flash〕物価と賃金の好循環にはデマンドプル・インフレが必要~SMBC日興

2024/04/16(火) 10:34
【10:30】物価と賃金の好循環にはデマンドプル・インフレが必要~SMBC日興  SMBC日興証券では、物価と賃金の好循環が実現されるかどうかに関して、インフレの構造が重要であることを指摘している。デマンドプル・インフレでは物価と賃金の好循環が実現されやすく、コストプッシュ・インフレでは実現され難い。賃金を価格転嫁しても財・サービスの需給がタイトでなければ、値上げした商品は売れなくなる。そのため、物価と賃金の好循環が実現されるには、需要超過、デマンドプル・インフレの構造が必要とSMBC日興では考えている。現在は、マクロ需給はマイナスで需要不足状態にある。需要超過でないためインフレを跳ねのけられず、個人消費は3四半期連続のマイナスとなっているとSMBC日興では分析している。 【9:55】富裕層の消費意欲は旺盛~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、日本の現代アート市場で活発なオークション取引が見られていると指摘。国内の自動車販売においても超高級車が一定のペースで需要が伸び続けているとのことで、富裕層の消費を取り込むビジネスに注目している。個別では百貨店の三越伊勢丹<3099.T>やJフロント<3086.T>のほか、総合金融サービス、オークションハウス運営などを手がけるSBIHD<8473.T>などに注目している。 【8:45】寄り前気配は東宝、大東建、石油資源、住友ファーマが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東宝<9602>+3.18%、大東建<1878>+1.73%、石油資源<1662>+1.37%、住友ファーマ<4506>+1.28%、スタンレ電<6923>+1.26%、豊田合<7282>+1.16%、山九<9065>+0.95%などが高い気配値。  一方、大塚商<4768>-7.01%、日テレHD<9404>-5.91%、ニフコ<7988>-5.06%、アズビル<6845>-5.02%、シマノ<7309>-5.02%、ヤマダ電<9831>-4.88%、マツキヨココ<3088>-4.77%、大塚HD<4578>-4.74%などが安い気配値となっている。
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