前場コメント No.7 ジェイドG、マーキュリーRI、コジマ、ASAHIEIT、ダイヤHD、IDOM

2024/04/16(火) 11:32
★9:45  ジェイドG-ストップ安売り気配 今期営業益1%増見込む 前期は70%増
 ジェイドグループ<3558.T>がストップ安売り気配。同社は15日、25.2期通期の連結営業利益予想を17.0億円(前期比0.9%増)に、取扱高を550億円(同91.7%増)にすると発表した。

 取扱高はマガシークのM&Aによって大幅に増加する見通し。一方、マガシークの前期営業利益はほぼゼロであり、統合プロセスにおいてさまざまなコストや償却費用なども発生する予定。今期はグループ統合を進めつつ、投資も再開する増収の年と位置付けている。

 24.2期通期の連結営業利益は16.9億円(前の期比70.0%増)だった。リーボック事業の通期寄与による増収や、経費コントロールなどが寄与した。
 
 なお、利益成長鈍化の見通しを受けて株価は売りが優勢となっている。

★9:50  マーキュリーRI-大幅高 今期営業益23%増見込む 前期は59%減
 マーキュリーリアルテックイノベーター<5025.T>が大幅高。同社は15日、25.2期通期の営業利益予想を7000万円(前期比23.2%増)にすると発表した。

 CGMサイト(一般ユーザーが投稿したコンテンツで形成されるメディア)との連携を強化し、クロスセルによる業績拡大を図るとしている。

 24.2期通期の営業利益は5600万円(前年同期比59.1%減)だった。新規サービス開発やエンジニアの採用強化など先行投資を行ったことが響いた。

★9:50  マーキュリーRI-大幅高 8万株・5600万円を上限に自社株買い 割合は3.02%
 マーキュリーリアルテックイノベーター<5025.T>が大幅高。同社は15日、8万株・5600万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月16日~9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.02%となる。

★10:08  コジマ-急落 立会外で30万株・2.8億円の自社株買いを実施
 コジマ<7513.T>が急落。同社は15日、4月11日に発表した自己株式の取得に関し、その具体的な取得方法を発表した。

 30万株・2億7930万円を上限とし、2024年4月15日の終値931円で、2024年4月16日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行うとしている。これに伴い、16日10時には30万株、2億7930万円の自己株取得を行ったこと、今回の取得をもって11日の取締役会決議に基づく自己株式の取得が終了したことを発表した。

 なお、株価は11日の発表に好反応を示して12日には年初来高値を更新していたことから、きょうは利益確定の売りが優勢となっている。

★10:10  ASAHIEITO-急騰 希ガスに関する新規事業の検討を開始
 ASAHI EITOホールディングス<5341.T>が急騰。同社は15日、半導体の製造過程で使用される希ガス事業に関して、市場動向の調査および事業計画の立案を行うために、外部専門家を交えたプロジェクトチームを発足、新規事業としての検討を開始したと発表した。

 今後開示すべき事項が生じた場合、速やかに知らせるとしている。

★10:11  ダイヤモンドエレクトリックHD-急騰 超高エネルギー点火システムを開発
 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699.T>が急騰。同社は16日10時、傘下のダイヤゼブラ電機において、アンモニアなど燃焼しがたい燃料を安定燃焼させることが可能な超高エネルギー点火システムの試作品を完成させたと発表した。

 この点火システムは、超高エネルギー出力化とエンジン搭載可能なサイズへの小型化を両立し、体積あたりの出力エネルギーが世界最大としている。

★10:12  IDOM-大和が投資判断を引き上げ 過去最高益更新を目指す
 IDOM<7599.T>が堅調。大和証券では、過去最高益更新を目指すと予想。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は830円→1680円に引き上げた。

 大和では、24/2期営業利益161.1億円の着地は、チャレンジングな計画に対して未達ではあったが、大和想定(155億円)を上回った点に注目。また、過去最高益更新を目指すガイダンスはポジティブとみている。大和では、営業利益で25/2期が204億円(前期比+26.6%、会社計画203億円)、26/2期を222億円(同+8.8%)と見込んでいる。ビッグモーター問題で独立系中古車ディーラーは逆風となっていたが足元では一巡感が見られるという。更に保証や金融商品などの付帯収益依存が高かったネクステージと異なり、販売戦略の影響を受けて不安定であった車両単体が安定してきたと指摘。良好な中古車市況も追い風になっていると見ている。


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