前場コメント No.1 住信SBIネ、富士フイルム、HPCシステムス、クボタ、アンジェス、八洲電機

2024/04/18(木) 11:33
★9:01  住信SBI-買い気配 5月から短プラ引き上げ 住宅ローン金利なども改定
 住信SBIネット銀行<7163.T>が買い気配。同社は17日、企業向けの短期貸し出しに適用する最優遇金利である短期プライムレートを改定すると発表した。

 年率1.675%を1.775%に引き上げ、住宅ローンなどの各種ローン金利も改定する。円定期預金の金利についても、期間2カ月~2年、5年を引き上げる。5月1日から実施するとしている。

★9:01  富士フイルムHD-売り気配 前期営業益を下方修正 キャンセルフィーの減額が響く
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が売り気配。同社は17日、24.3期の連結営業利益予想を従来の2900億円から2770億円(前の期比1.4%増)に下方修正すると発表した。

 ヘルスケア部門のバイオCDMO事業で、新型コロナウイルス感染症ワクチンの原薬製造に関して受領したキャンセルフィーが、当初想定した金額よりも減額となったことなどを踏まえた。

★9:01  富士フイルムHD-売り気配 新中計を策定 30年度のROE10%以上めざす
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が売り気配。同社は17日、2030年度を最終年度とする中期経営計画を策定したと発表した。

 収益性と資本効率を重視した経営の推進により、グループの企業価値をさらに高め、世界TOP Tierの事業の集合体としてさまざまなステークホルダーの価値を生み出す会社へ進化することをめざす。

 成長領域であるバイオCDMOおよび半導体材料を中心に、2024年度から2026年度までの3年間で総額1.9兆円を投資し、事業成長を加速させるという。
 
 数値目標として、2030年度の売上高は4兆円(2023年度予想は2兆9600億円)、ROEは10%以上(同8.2%)をめざすとしている。

 なお、株価は同日発表された、前期連結営業利益の下方修正を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:03  HPCシステムズ-急騰 水冷式HPC-AIシリーズ開発
 HPCシステムズ<6597.T>が急騰。同社は17日、新製品群「水冷式HPC-AIシリーズ」を開発したと発表した。

 新製品では、昨今のCPU(中央演算処理装置)やGPU(画像処理装置)、SSD(記憶媒体)の高性能化に伴う高熱源化に対応し、マルチGPUなど高集積化された小型のスーパーコンピュータを一般的なオフィス・研究室でも運用可能なものにする。5月下旬より発売するとしている。

★9:04  クボタ-3日ぶり反発 1700万株・300億円を上限に自社株買い 割合は1.4%
 クボタ<6326.T>が3日ぶり反発。同社は17日、1700万株・300億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月18日~12月16日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.4%となる。

★9:04  アンジェス-上昇 早老症治療薬「ゾキンヴィ」が薬価基準に収載 5月発売へ
 アンジェス<4563.T>が上昇。同社は17日、1月に厚生労働省より製造販売承認を取得した早老症治療薬「ゾキンヴィ」が薬価基準に収載されたと発表した。5月中の販売開始に向け準備を進めるとしている。

★9:05  八洲電機-買い気配 前期営業益を上方修正 上場来の最高益を更新
 八洲電機<3153.T>が買い気配。同社は17日、24.3期の連結営業利益予想を従来の37.0億円から38.5億円(前の期比37.7%増)に上方修正すると発表した。
 
 各事業部門において年度末の事業環境が当初の想定を上回り、業績が好調に推移する見込みとなったことを踏まえた。
 
 なお、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、23.3期に引き続き、2009年6月上場以来の最高益を更新する見込みだとしている。


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