三井物産-続伸 ブラジルのリチウム鉱山開発に参加 米資源開発会社に出資=産経
三井物産<8031.T>が続伸。産経ニュースは22日、同社が4月に、ブラジルのリチウム鉱山開発に参加するため、この鉱山開発を担う米資源開発会社であるアトラス・リチウムの第三者割当増資を3千万ドル(約45億円)引き受けたと報じた。
記事によれば、今後5年間で電気自動車(EV)用として約100万台に相当する31万5千トンのリチウム鉱石を引き取るという。三菱商事<8058.T>も3月にカナダの鉱山開発会社、フロンティア・リチウムが進める「PAKリチウムプロジェクト」への参加を発表し、年間生産量はEV電池に使う炭酸リチウム換算でEV約30万台分を見込むようだ。
両社ともにリチウム権益を取得するのは初めてとなり、大手商社でリチウム権益を得ているのはアルゼンチンから調達する豊田通商<8015.T>のみとしている。
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