前場コメント No.6 東エレク、ダイセキ、オービーシステ、タスキHD、三菱重、フクシマガリレ

2024/04/23(火) 11:32
★9:15  東京エレクトロン-7日ぶり反発 米ハイテク株上昇を材料視 半導体株に買い戻し
 東京エレクトロン<8035.T>が7日ぶり反発。米ハイテク株の上昇が材料視されている。

 22日の米国市場では、中東情勢悪化懸念が和らいだことでハイテク株の買い戻しが優勢。ナスダックは7日ぶりに反発し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も1.74%の上昇となった。21日に10%安となったエヌビディアは4%超の上昇で終えた。

 米半導体株の上昇を受け、国内関連銘柄も安心感から買いが優勢となっている。アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、SCREENホールディングス<7735.T>なども上昇している。

★9:17  ダイセキ-続伸 30万株・10億円を上限に自社株買い 割合は0.62%
 ダイセキ<9793.T>が続伸。同社は22日、30万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月23日~7月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.62%となる。

★9:17  オービーシステム-大幅安 今期営業益2%増見込むも保守的な見通しを嫌気
 オービーシステム<5576.T>が大幅安。同社は22日、25.3期通期の営業利益予想を6.0億円(前期比1.5%増)に、年間配当予想を75円(前期は70円)にすると発表した。
 
 引続き旺盛なシステム投資案件の伸び、金融、社会事業分野での新規プロジェクト案件獲得を背景とした売上増を想定するとしている。

 24.3期通期の営業利益は5.9億円(前の期比17.7%増)だった。
 
 主力の金融事業が安定的に増収となったほか、産業流通事業、社会公共事業、ITイノベーション事業とも好調に推移。旺盛な需要に外注活用で対応したとしている。
 
 なお、株価は保守的な今期見通しを嫌気し、売りが優勢となっている。

★9:18  タスキHD-急騰 資産コンサルティングベンチャーのオーラを子会社化
 タスキホールディングス<166A.T>が急騰。同社は22日、資産コンサルティングベンチャーのオーラ(東京都港区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。

 オーラ社の連結による業績への影響については、現在精査中だが、今期は2024年5月から9月までの5カ月分のオーラ社の業績を取り込む予定であり、売上高が約31億円増加する見込み。なお、のれんなどについては精査中としている。

★9:18  三菱重工-4日ぶり反発 メキシコ現地法人を清算へ 事業会社は存続=日経
 三菱重工業<7011.T>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は23日7時54分に、同社のメキシコ現地法人・三菱重工メヒカーナが6月末までに営業を停止し、清算することが22日わかったと報じた。
 
 メキシコ国内では多くのビジネス領域をまたいで日本からの営業活動を支援してきたが、近年相次いだグループ再編によって存在感が薄れていたという。メキシコ市場には同国内の事業会社2社や、北米の統括会社が引き続き関与するとしている。

★9:18  フクシマガリレイ-底堅い 新工場 冷凍冷蔵ショーケース 100億円投資=日経
 フクシマガリレイ<6420.T>が底堅い。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社が滋賀県内に小売店向けの冷凍冷蔵ショーケースを製造する工場を新設すると報じた。
 
 記事によると、投資額は100億円程度を見込んでおり、生産能力を23年度末比3割増やすという。ショーケースは生鮮食品を取り扱うドラッグストア向けなどで販売が伸びているという。研究開発拠点や、成長が続くアジア向けの輸出拠点としても活用するとしている。


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