後場コメント No.3 ゼオン、日産化、三井物、HIS、ガイシ、CAICAD

2024/04/23(火) 15:03
★13:39  日本ゼオン-底堅い 川崎市拠点内に新たな共創イノベーション施設の建設を決定
 日本ゼオン<4205.T>が底堅い。同社は23日、川崎臨海部に立地する川崎工場と総合開発センターの敷地内に、社内外に開かれた新たな共創イノベーション施設の建設を決定したと発表した。
 
 首都圏に位置する両事業所の立地優位性を活かし、世界中の顧客やパートナー企業と共創する空間を提供し、同社が保有するコアテクノロジーとの融合を図ることで新製品開発を加速するとしている。

★13:46  日産化学-みずほが目標株価を引き上げ 高い収益性や積極的な株主還元を評価
 日産化学<4021.T>が続伸。みずほ証券は、高い収益性や積極的な株主還元を評価。投資判断は「買い」を継続、目標株価は6800円→7100円に引き上げた。

 機能性材料および農業化学品を牽引役とする従前の見方に加え、能登半島地震による富山工場の稼働率低下の反動もあり、25/3期以降は増収増益、過去最高益更新へ軌道を戻すとみている。機能性材料と農業化学品を合算した営業利益は全体の9割以上を占め、26/3期までの2カ年の年平均成長率は7%増と予想。24/3期以降の配当性向は55%以上、自己株式取得(70-100億円)と併せた総還元性向は75%以上を想定している。化学セクターにおいて、営業利益率は22%前後、ROEは17-18%と相対的に高く、株主還元に対する前向きな姿勢を勘案すると、現在の株価バリュエーションは評価不足と考えている。

★13:47  三井物産-続伸 米トラックオークション事業に参入
 三井物産<8031.T>が続伸。同社は23日、米国の大手トラックオークション会社、テイラー・アンド・マーティンの株式を100%取得したと発表した。
 
 同出資を通じ、米国におけるバリューチェーンの強化に貢献し、米国のトラック市場の成長を取り込むという。また、これまで同社が取り組んできた北米自動車事業とのシナジーを創出し、北米自動車事業群を形成することで、持続的な収益基盤の形成を実現するとしている。

★13:48  HIS-続伸 中国における海外進出・戦略に関わる市場調査サービスを開始
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が続伸。同社は23日13時、東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173.T>傘下のきらぼし銀行の上海現地法人と、中国国内の企業調査・市場調査を実施する「CHINA RESEARCH」サービスを開始すると発表した。
 
 両社が得意とするサービスとノウハウ、ネットワークを生かし、財務状況に係る情報や経営状況を適切に把握し、中国企業や市場を分析し調査を行うとしている。

★13:59  日本ガイシ-続伸 ドイツの大型グリーン水素製造プロジェクト向けにNAS電池を受注
 日本ガイシ<5333.T>が続伸。同社は23日、ドイツの総合化学メーカーBASFの子会社であるBASF Stationary Energy Storageを通じ、ドイツの水素事業会社HH2Eが手掛ける大型グリーン水素製造プロジェクト向けに電力貯蔵用NAS電池を受注したと発表した。

 同受注は、HH2Eが手掛ける総容量230メガワット時以上の大型プロジェクトの前半ロットにあたり、同社は同プロジェクトの後半ロットについても現在、契約に向け交渉を進めているとしている。

★13:59  CAICA-後場大幅高 グループ会社がHCLSoftwareのパートナーに認定
 CAICA DIGITAL<2315.T>が後場大幅高。同社傘下のCAICAテクノロジーズは23日11時30分、HCLTech(インド)のソフトウェアビジネス部門HCLSoftwareより、日本市場および中国市場を対象に、最新のAIテクノロジーを活用したサービス、およびHCLSoftwareのポートフォリオを活用した高度なコンサルティングサービスの提供を目的としたパートナーに認定されたと発表した。
 
 HCLSoftwareが持つ幅広いソリューション群、グローバルの開発力とナレッジ、そして同社のプロフェッショナル人材を組み合わせることで、様々なシナジー効果が期待でき、高度かつ確実なソリューションサービスの提供を実現するとしている。


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