前場コメント No.2 ファナック、シーユーシー、キヤノン、日立建、大真空、メタウォーター
★9:02 ファナック-売り気配 今期営業益15%減見込む 前期は26%減
ファナック<6954.T>が売り気配。同社は24日に、25.3期通期の連結営業利益予想は1210億円(前期比14.7%減)と発表した。市場コンセンサスは1511億円。
在庫調整による生産への影響が継続する見込みであることに加え、為替動向や地政学的リスクなどの懸念から、総じて予断を許さない状況が続くとみており、減益予想としている。想定為替レートは1米ドル135円、1ユーロ150円。
24.3期通期の連結営業利益は1419億円(前の期比25.8%減)だった。FA部門が、CNCシステムの売り上げが減少したことなどにより、減収となった。ロボマシン部門が減収となったことも響いた。
ファナック<6954.T>が売り気配。同社は24日に、25.3期通期の連結営業利益予想は1210億円(前期比14.7%減)と発表した。市場コンセンサスは1511億円。
在庫調整による生産への影響が継続する見込みであることに加え、為替動向や地政学的リスクなどの懸念から、総じて予断を許さない状況が続くとみており、減益予想としている。想定為替レートは1米ドル135円、1ユーロ150円。
24.3期通期の連結営業利益は1419億円(前の期比25.8%減)だった。FA部門が、CNCシステムの売り上げが減少したことなどにより、減収となった。ロボマシン部門が減収となったことも響いた。
★9:02 ファナック-売り気配 上限1250万株・500億円の自己株取得へ 消却も発表
ファナック<6954.T>が売り気配。同社は24日に、上限1250万株・500億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月1日~2025年4月30日で、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は1.32%。
併せて、保有する自己株式765万5104株を消却することも発表した。消却予定日は5月31日。
ファナック<6954.T>が売り気配。同社は24日に、上限1250万株・500億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月1日~2025年4月30日で、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は1.32%。
併せて、保有する自己株式765万5104株を消却することも発表した。消却予定日は5月31日。
★9:02 ファナック-売り気配 欧州向けロボカット製品で整合規格不準拠の試験実施の疑義
ファナック<6954.T>が売り気配。同社は24日に、製造・販売するロボカット製品(ワイヤ放電加工機)(FANUC ROBOCUT)について、欧州のEMC指令に基づく整合規格に適合していない態様で試験が行われていた疑いがあることが判明したと発表した。
同社は同日開催の取締役会において、社外の有識者から成る特別調査委員会の設置を決定し、本件疑義に関する徹底的な調査、原因究明および再発防止策の策定を行うことを決議した。
今回の疑義が業績へ与える影響は現時点において不明とし、公表すべき事項があれば適切に公表するとしている。
ファナック<6954.T>が売り気配。同社は24日に、製造・販売するロボカット製品(ワイヤ放電加工機)(FANUC ROBOCUT)について、欧州のEMC指令に基づく整合規格に適合していない態様で試験が行われていた疑いがあることが判明したと発表した。
同社は同日開催の取締役会において、社外の有識者から成る特別調査委員会の設置を決定し、本件疑義に関する徹底的な調査、原因究明および再発防止策の策定を行うことを決議した。
今回の疑義が業績へ与える影響は現時点において不明とし、公表すべき事項があれば適切に公表するとしている。
★9:02 シーユーシー-売り気配 今期営業益7%増見込むもコンセンサス下回る
シーユーシー<9158.T>が売り気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を40.0億円(前期比7.0%増)にすると発表した。市場コンセンサスは44.3億円。
各セグメントで事業を拡大し、前期比で増収増益を計画しているという。
24.3期通期の連結営業利益(IFRS)は37.4億円(前の期比1.5%増)だった。会社計画の34.4億円から上振れて着地した。医療機関セグメントにおけるM&A支援報酬の増加などが寄与した。
なお、見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
シーユーシー<9158.T>が売り気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を40.0億円(前期比7.0%増)にすると発表した。市場コンセンサスは44.3億円。
各セグメントで事業を拡大し、前期比で増収増益を計画しているという。
24.3期通期の連結営業利益(IFRS)は37.4億円(前の期比1.5%増)だった。会社計画の34.4億円から上振れて着地した。医療機関セグメントにおけるM&A支援報酬の増加などが寄与した。
なお、見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
★9:02 キヤノン-売り気配 1Q営業益5%減 円安による外貨建ての営業費用の増加響く
キヤノン<7751.T>が売り気配。同社は24日に、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(米国基準)は800.8億円(前年同期比5.2%減)だったと発表した。円安による外貨建ての営業費用の増加が響いた。市場コンセンサスは905.0億円。
ビジネスユニット別では、メディカルビジネスユニットが、買収した事業への投資や次世代製品への投資を行ったため、減益となった。イメージングビジネスユニットが、昨年末に積みあがった市中在庫の解消に向け、出荷台数を絞ったことや販売促進費用をかけたことなどにより、大幅な減益となった。
キヤノン<7751.T>が売り気配。同社は24日に、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(米国基準)は800.8億円(前年同期比5.2%減)だったと発表した。円安による外貨建ての営業費用の増加が響いた。市場コンセンサスは905.0億円。
ビジネスユニット別では、メディカルビジネスユニットが、買収した事業への投資や次世代製品への投資を行ったため、減益となった。イメージングビジネスユニットが、昨年末に積みあがった市中在庫の解消に向け、出荷台数を絞ったことや販売促進費用をかけたことなどにより、大幅な減益となった。
★9:02 日立建機-4日ぶり反落 今期最終益5%増見込む コンセンサス下回る
日立建機<6305.T>が4日ぶり反落。同社は24日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を980億円(前期比5.0%増)に、年間配当予想を175円(前期は150円)にすると発表した。市場コンセンサスは1030億円。
注力している米州独自展開事業などの成長を見込む。一方、現時点では、為替レートと市況を慎重に見ており、特に欧州などの需要減のリスクを業績予想に織り込んだ。また、海上輸送遅延や資材費・物流費の高止まり、人的資本投資の強化に伴う人件費増を想定している。
24.3期通期の連結営業利益は933億円(前年同期比32.9%増)だった。建設機械ビジネスにおいて、米州の独自事業が引き続き堅調に拡大したほか、マイニング事業およびバリューチェーン事業が大きく伸長した。原価低減や販売価格の引き上げに取り組んだことも寄与した。市場コンセンサスは948億円。
日立建機<6305.T>が4日ぶり反落。同社は24日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を980億円(前期比5.0%増)に、年間配当予想を175円(前期は150円)にすると発表した。市場コンセンサスは1030億円。
注力している米州独自展開事業などの成長を見込む。一方、現時点では、為替レートと市況を慎重に見ており、特に欧州などの需要減のリスクを業績予想に織り込んだ。また、海上輸送遅延や資材費・物流費の高止まり、人的資本投資の強化に伴う人件費増を想定している。
24.3期通期の連結営業利益は933億円(前年同期比32.9%増)だった。建設機械ビジネスにおいて、米州の独自事業が引き続き堅調に拡大したほか、マイニング事業およびバリューチェーン事業が大きく伸長した。原価低減や販売価格の引き上げに取り組んだことも寄与した。市場コンセンサスは948億円。
★9:03 大真空-買い気配 前期経常益を上方修正 為替差益が寄与
大真空<6962.T>が買い気配。同社は24日、24.3期の連結経常利益予想を従来の17.0億円から31.0億円(前の期比39.3%減)に上方修正すると発表した。
為替レートが想定より円安に推移し、為替差益を計上したことを踏まえた。
大真空<6962.T>が買い気配。同社は24日、24.3期の連結経常利益予想を従来の17.0億円から31.0億円(前の期比39.3%減)に上方修正すると発表した。
為替レートが想定より円安に推移し、為替差益を計上したことを踏まえた。
★9:03 メタウォーター-売り気配 今期営業益9%減見込む 前期は14%増
メタウォーター<9551.T>が売り気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を90.0億円(前期比9.1%減)に、年間配当予想を48円(前期は46円)にすると発表した。市場コンセンサスは106.4億円。
受注が好調なことから増収を見込む。一方、人的投資(ベースアップ)やDX投資などの先行投資を実施するため減益の見通し。
24.3期通期の連結営業利益は99.0億円(前年同期比14.0%増)だった。サービスソリューション事業におけるO&M(運用と保守)が好調だった。売上高、各利益ともに最高益を更新した。
メタウォーター<9551.T>が売り気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を90.0億円(前期比9.1%減)に、年間配当予想を48円(前期は46円)にすると発表した。市場コンセンサスは106.4億円。
受注が好調なことから増収を見込む。一方、人的投資(ベースアップ)やDX投資などの先行投資を実施するため減益の見通し。
24.3期通期の連結営業利益は99.0億円(前年同期比14.0%増)だった。サービスソリューション事業におけるO&M(運用と保守)が好調だった。売上高、各利益ともに最高益を更新した。
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