前場コメント No.4 高度紙、フューチャー、サイバエージ、京成、トリニ工、ＦＤＫ
★9:06 ニッポン高度紙工業－急騰 今期営業益57％増見込む 前期は計画下振れ
ニッポン高度紙工業<3891.T>が急騰。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を27.0億円（前期比57.0％増）に、年間配当予想を50円（前期は50円）にすると発表した。
主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータの需要回復を見込むほか、機能材の回復の兆しが見られることから、需要拡大に取り組むとしている。
24.3期通期の連結営業利益は17.2億円（前の期比48.3％減）だった。会社計画の25.0億円から下振れて着地した。売上高減少に伴う稼働率の低下や、原材料価格などの高止まりによる原価率上昇などが響いた。
ニッポン高度紙工業<3891.T>が急騰。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を27.0億円（前期比57.0％増）に、年間配当予想を50円（前期は50円）にすると発表した。
主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータの需要回復を見込むほか、機能材の回復の兆しが見られることから、需要拡大に取り組むとしている。
24.3期通期の連結営業利益は17.2億円（前の期比48.3％減）だった。会社計画の25.0億円から下振れて着地した。売上高減少に伴う稼働率の低下や、原材料価格などの高止まりによる原価率上昇などが響いた。
★9:06 フューチャー－急落 通期最終益を下方修正 1Qは0.2％減
フューチャー<4722.T>が急落。同社は24日、24.12期通期の連結純利益予想を従来の101.5億円から99.0億円（前期比7.4％増）に下方修正すると発表した。2Qからリヴァンプグループの業績を連結することに伴い、通期の見通しを修正した。市場コンセンサスは107.1億円。
24.12期1Q（1-3月）の連結純利益は21.9億円（前年同期比0.2％減）だった。大型プロジェクトの進行により営業増益となった一方、今期は法人税等調整額のマイナス増加がなかったことから最終減益となった。
フューチャー<4722.T>が急落。同社は24日、24.12期通期の連結純利益予想を従来の101.5億円から99.0億円（前期比7.4％増）に下方修正すると発表した。2Qからリヴァンプグループの業績を連結することに伴い、通期の見通しを修正した。市場コンセンサスは107.1億円。
24.12期1Q（1-3月）の連結純利益は21.9億円（前年同期比0.2％減）だった。大型プロジェクトの進行により営業増益となった一方、今期は法人税等調整額のマイナス増加がなかったことから最終減益となった。
★9:06 サイバーエージェント－続伸 上期営業益56％増 メディア事業の赤字が大幅に縮小
サイバーエージェント<4751.T>が続伸。同社は24日に、24.9期上期（10-3月）の連結営業利益は273.6億円（前年同期比56.0％増）だったと発表した。市場コンセンサスは218.2億円。
メディア事業の赤字が、「ABEMA」関連事業が好調に推移したことにより、大幅に縮小した。インターネット広告事業が広告効果の最大化を強みに売上高が過去最高を更新したことなどにより大幅な増益となったことや、ゲーム事業が新規タイトルのヒットと主力タイトルの周年イベントが奏功したことで増益となったことも寄与した。
サイバーエージェント<4751.T>が続伸。同社は24日に、24.9期上期（10-3月）の連結営業利益は273.6億円（前年同期比56.0％増）だったと発表した。市場コンセンサスは218.2億円。
メディア事業の赤字が、「ABEMA」関連事業が好調に推移したことにより、大幅に縮小した。インターネット広告事業が広告効果の最大化を強みに売上高が過去最高を更新したことなどにより大幅な増益となったことや、ゲーム事業が新規タイトルのヒットと主力タイトルの周年イベントが奏功したことで増益となったことも寄与した。
★9:06 京成電鉄－もみ合い 英ファンドがＯＬＣ株の追加売却を要求 持ち分比率15％未満に
京成電鉄<9009.T>がもみ合い。同社の株式を約1.6％保有する英投資ファンドのパリサー・キャピタルは24日、同社の2024年定時株主総会において株主提案を行うと発表した。
パリサー・キャピタルは、同社の直近の自社株買いとオリエンタルランド<4661.T>株式の売却は極めて不十分なものであり、根本的で持続的な変革をもたらすための行動計画とはなっていないと指摘。同社に対し、2026年3月31日までにオリエンタルランド<4661.T>株の持ち分比率が15％未満になるよう、取締役会が適切と判断する方法での保有規模をさらに削減することなどを求めるとしている。
京成電鉄<9009.T>がもみ合い。同社の株式を約1.6％保有する英投資ファンドのパリサー・キャピタルは24日、同社の2024年定時株主総会において株主提案を行うと発表した。
パリサー・キャピタルは、同社の直近の自社株買いとオリエンタルランド<4661.T>株式の売却は極めて不十分なものであり、根本的で持続的な変革をもたらすための行動計画とはなっていないと指摘。同社に対し、2026年3月31日までにオリエンタルランド<4661.T>株の持ち分比率が15％未満になるよう、取締役会が適切と判断する方法での保有規模をさらに削減することなどを求めるとしている。
★9:07 トリニティ工業－売り気配 今期営業益7％減見込む 前期は3倍
トリニティ工業<6382.T>が売り気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を26.0億円（前期比7％減）に、年間配当予想を40円（前期は40円）にすると発表した。
中期事業戦略の達成をめざし、既存の領域を強化し強固な基盤づくりを進めるとともに、技術革新、新たな市場・顧客の開拓に積極的に取り組むとしている。
24.3期通期の連結営業利益は28.0億円（前の期比2.9倍）だった。設備部門において、既受注プロジェクトの着実な遂行、塗装機器の収益拡大などの各種施策が奏功し、前の期比で増収増益で着地した。
併せて、24.3期通期の期末配当について、従来予想の21円に対し25円（前期末は15円）に決定したと発表した。
トリニティ工業<6382.T>が売り気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を26.0億円（前期比7％減）に、年間配当予想を40円（前期は40円）にすると発表した。
中期事業戦略の達成をめざし、既存の領域を強化し強固な基盤づくりを進めるとともに、技術革新、新たな市場・顧客の開拓に積極的に取り組むとしている。
24.3期通期の連結営業利益は28.0億円（前の期比2.9倍）だった。設備部門において、既受注プロジェクトの着実な遂行、塗装機器の収益拡大などの各種施策が奏功し、前の期比で増収増益で着地した。
併せて、24.3期通期の期末配当について、従来予想の21円に対し25円（前期末は15円）に決定したと発表した。
★9:07 ＦＤＫ－底堅い 今期営業益76％増見込む 前期は28％減
ＦＤＫ<6955.T>が底堅い。同社は24日に、25.3期通期の連結営業利益予想は10.0億円（前期比75.9％増）と発表した。
2024年度も原材料価格の高止まり、電子部品や樹脂部品の調達難、労務費の上昇など厳しい事業環境が継続する見込みだが、これらの課題に対して、レジリエンスの強化と価格の見直しや新規ビジネスの獲得、深耕開拓に取り組むとしている。想定為替レートは、1米ドル140円、1ユーロ150円。
24.3期通期の連結営業利益は5.7億円（前の期比28.0％減）だった。電子事業が、経費削減に取り組んだものの、売り上げ減による影響が大きく減益となったことが響いた。
ＦＤＫ<6955.T>が底堅い。同社は24日に、25.3期通期の連結営業利益予想は10.0億円（前期比75.9％増）と発表した。
2024年度も原材料価格の高止まり、電子部品や樹脂部品の調達難、労務費の上昇など厳しい事業環境が継続する見込みだが、これらの課題に対して、レジリエンスの強化と価格の見直しや新規ビジネスの獲得、深耕開拓に取り組むとしている。想定為替レートは、1米ドル140円、1ユーロ150円。
24.3期通期の連結営業利益は5.7億円（前の期比28.0％減）だった。電子事業が、経費削減に取り組んだものの、売り上げ減による影響が大きく減益となったことが響いた。
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