ダイハツディーゼル-後場プラス転換 今期営業益13%減見込むも悪材料出尽くし
ダイハツディーゼル<6023.T>が後場プラス転換。同社は25日13時に、25.3期通期の連結営業利益予想は45.0億円(前期比13.4%減)と発表した。
舶用機関売り上げについては、商用機関の出荷台数は前期比で増加が見込まれるが、出荷される機種が中小型機関へとシフトするため、一台あたりの平均売価が低下し、結果として減収の見込み。また、メンテナンス関連売り上げについても、堅調を維持するものの、売り上げが過去最高額となった前期水準には届かないものと想定していることが響く。
24.3期通期の連結営業利益は51.9億円(前の期比44.2%増)だった。コンテナ船向けを中心とした大型機関およびデュアルフューエル機関の販売に加え、ばら積み船やタンカー向けを中心とした中小型機関の販売が好調に推移するとともに、メンテナンス需要も引き続き堅調に推移したことが寄与した。
なお、株価は決算発表前に下落していたこともあり、悪材料出尽くしで買いが入っている。
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