前場コメント No.2 ディスコ、富士電機、ソーシャルワイヤ、MonotaRO、小糸製、アステラス薬

2024/04/26(金) 11:31
★9:01  ディスコ-買い気配 1Q営業益60%増見込む 前期は10%増
 ディスコ<6146.T>が買い気配。同社は25日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益予想を271億円(前年同期比59.7%増)だと発表した。市場コンセンサスは368億円。同出荷額は、935億円と予想している。

 24.3期通期の連結営業利益は1215億円(前の期比10.0%増)だった。事前の日本経済新聞報道では、同1170億円強になったようだと報じられていた。

 高付加価値案件の増加や、為替影響などにより売上総利益率が上昇したことが寄与した。

★9:01  富士電機-買い気配 今期営業益3%増見込む 前期は19%増
 富士電機<6504.T>が買い気配。同社は25日、25.3期通期の連結営業利益予想を1090億円(前期比2.8%増)に、年間配当予想を未定(前期は135円)にすると発表した。市場コンセンサスは1119億円。

 エネルギー、インダストリー、半導体、食品流通の各部門において増益の見通し。想定為替レートは1米ドル140円、1ユーロ150円、1人民元19.5円とした。

 24.3期通期の連結営業利益は1061億円(前の期比19.3%増)だった。エネルギーマネジメント分野における大口案件の増加や、オートメーション分野の需要増加、電動車向けパワー半導体の需要拡大などが寄与した。会社計画は1000億円。未定だった期末配当予想は75円とした。

★9:01  ソーシャルワイヤー-買い気配 ジーニーと資本業務提携 第三者割当増資で13億円調達
 ソーシャルワイヤー<3929.T>が買い気配。同社は25日、ジーニー<6562.T>と資本業務提携し、ジーニーを割当先とする、第三者割当により新株式を発行すると発表した。

 払込期日は7月1日。発行株数は573万6200株。発行価額は1株につき231円。

 差引手取概算額で12億9162万4482円を調達し、デジタルPR事業における新機能開発投資に充当する。希薄化割合は93.90%。

 同社は24.3期第3Q累計期間に債務超過は解消されたものの、自己資本比率は6.4%と依然として低調であり、継続企業の前提に関する重要事象が発生している。新株式の発行により純資産額が約13億円増加する見込みとしている。

★9:02  MonotaRO-売り気配 1Q営業益11%増も材料出尽くし
 MonotaRO<3064.T>が売り気配。同社は27日に、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は89.0億円(前年同期比10.9%増)だったと発表した。

 1Q末時点においてウェブサイト上の取り扱い商品としては約2300万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約55.9万点を取りそろえた。
 
 大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売に関しても、顧客数、売り上げともに順調に拡大した。これらの施策を実施したことにより、1Q中に24万4004口座の新規顧客を獲得し、1Q末現在の登録会員数は935万0525口座となったことが寄与した。

 なお、株価は直近に年初来高値をつけるなど堅調に推移していたこともあり、きょうは材料出尽くしから売りが優勢となっている。

★9:02  小糸製作所-売り気配 今期営業益4%増見込む コンセンサス下回る 前期は計画下振れ
 小糸製作所<7276.T>が売り気配。同社は25日、25.3期通期の連結営業利益予想を580億円(前期比3.6%増)に、年間配当予想を56円(前期は53円)にすると発表した。市場コンセンサスは671億円。

 各国でのインフレ継続や人手不足によるコスト上昇に加え、新規受注対応投資や将来に向けた研究開発投資の増加が予想される。一方、日米での新規受注による増収効果に加え、生産性向上や改善合理化活動により増益を見込む。

 24.3期通期の連結営業利益は560億円(前の期比19.5%増)だった。自動車生産台数の回復による日米などでの増収や、生産性改善など合理化活動の推進により増益となった。会社計画は660億円。

★9:02  アステラス製薬-3日ぶり反発 今期最終益76%増見込む 前期は83%減
 アステラス製薬<4503.T>が3日ぶり反発。同社は25日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)は300億円(前期比76.0%増)と発表した。市場コンセンサスは1187億円。

 主にPADCEV、VEOZAH、IZERVAYの成長により増収を見込んでいる。想定為替レートは、1米ドル145円、1ユーロ155円。

 併せて発表した、24.3期通期の連結純利益は170億円(前の期比82.7%減)だった。

 「その他の費用」として、4Qにおいて、遺伝子治療プログラムAT808の資産価値の見直しに伴う無形資産の減損損失や、Iveric Bioの買収に伴う株式報酬に係る支払いがあったことなどが響いた。


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