ヤスハラケミカル-急落 今期最終益14%増見込むも前期の計画下振れなどを嫌気

2024/05/01(水) 10:49
 ヤスハラケミカル<4957.T>が急落。同社は4月30日、25.3期通期の純利益予想を6.6億円(前期比14.0%増)に、年間配当予想を12円(前期は12円)にすると発表した。    円安に伴う物価上昇や調達コストの上昇、人手不足の深刻化などの影響により依然として厳しい経営環境が続く見通し。  24.3期通期の純利益は5.8億円(前の期比12.9%減)だった。収益性が低下したホットメルト事業における生産設備などについて減損損失を特別損失に計上したことが響いた。    また、売上高は132億円(前の期比11.0%増)となった。インフレやウクライナ情勢の長期化による消費者心理の悪化により、市場の回復を見込んでいた電子材料用途や食品用途が低調に推移したことで、会社計画の134億円から下振れて着地した。    なお株価は、前期の最終減益や、売上高の計画下振れを嫌気した売りが優勢となっている。
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