小野薬品工業－後場売り気配 今期最終益29％減見込む 前期は14％増
小野薬品工業<4528.T>が後場売り気配。同社は9日12時、25.3期通期の連結純利益予想（IFRS）を910億円（前期比28.9％減）に、年間配当予想を80円（前期は80円）にすると発表した。
抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」における薬価引下げの影響や、メルクなどからのロイヤルティ料率低下などから減収を見込む。売上原価、研究開発費、販管費（研究開発費を除く）は前期比で減少する見通し。
24.3期通期の連結純利益は1280億円（前の期比13.5％増）だった。「オプジーボ点滴静注」や「フォシーガ錠」などの主要製品が増収となった。ブリストル・マイヤーズ スクイブやメルクなどからのロイヤルティ収入増加も寄与した。会社計画は1260億円だった。
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