日本製鉄-売り気配 今期最終益45%減見込む 前期は21%減
日本製鉄<5401.T>が売り気配。同社は9日に、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)は3000億円(前期比45.4%減)と発表した。生産設備構造対策の完遂に向けた事業再編損などが響く。市場コンセンサスは5064億円。
24.3期通期の連結純利益は5494億円(前の期比20.8%減)だった。製鉄事業が、厳しい事業環境が継続するなかで、減益となった。エンジニアリングが、保有海洋作業船のクレーン故障の影響で大きな損失を計上したことや資材・燃料の高騰により、赤字となったことも響いた。
また、25.3期の年間配当予想は160円(前期は160円)とした。
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