東洋水産-後場急騰 今期営業益8%増見込む 前期は65%増
東洋水産<2875.T>が後場急騰。同社は10日12時20分、25.3期通期の連結営業利益予想を720億円(前期比8.0%増)に、年間配当予想を170円(前期は170円)にすると発表した。市場コンセンサスは654億円。
地域別、製品別の販売促進を強化した積極的な営業活動を実施する。費用面でもより厳しい販売競争に対応するため、物流の再構築・生産部門での徹底したコストの削減に注力していくという。
24.3期通期の連結営業利益は667億円(前の期比65.4%増)だった。会社予想の520億円を上回って着地した。
国内外での販売価格の見直し、海外での即席麺需要の高まりに対する生産体制の強化を積極的に推し進めたことや、原材料価格などのコストアップの影響が当初想定より軽微であったことなどが寄与した。
併せて24.3期の期末配当を従来予想の60円に対して110円(前の期末は60円)に決定した。年間配当は170円(前の期は100円)となる。
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