兼房-後場一時急騰 今期営業益23%増見込む 配当方針の変更も発表
兼房<5984.T>が後場一時急騰。同社は10日13時40分、25.3期通期の連結営業利益予想を13.0億円(前期比23.3%増)に、年間配当予想を35.5円(前期は22.5円)にすると発表した。
海外生産の増強、グローバル市場での販売拡大を図るとともに、国内においても主に非住宅関連市場の販売拡大に注力するとしている。
24.3期通期の連結営業利益は10.5億円(前の期比26.8%減)だった。中国およびベトナムでの売上原価率が悪化したことが響いた。
併せて配当方針について、連結配当性向を従来の30%から35%に引き上げると発表した。
変更に伴い、24.3期の期末配当を従来予想の7.5円に対して15円(前の期末は20.5円)に決定した。年間配当は22.5円(前の期は28円)となる。
発表を受け、一時急騰し、前日比5.7%高の840円まで買われる場面があった。
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