京急-後場マイナス転換 今期営業益7%増見込む コンセンサス下回る 前期は2.6倍
京浜急行電鉄<9006.T>が後場マイナス転換。同社は10日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を300億円(前期比7.0%増)に、年間配当予想を16円(前期は15円)にすると発表した。市場コンセンサスは364億円。
鉄道事業における運賃改定の増益効果があるものの、前期のマンションおよび分譲土地の売却益の反動減を折り込んだ。
24.3期通期の連結営業利益は280億円(前の期比2.6倍)だった。交通事業の運賃改定や、分譲地およびマンションの粗利益増加のほか、レジャー・サービス事業や流通事業で需要が回復などが寄与した。期末配当は従来予想の7円に対し8円に決定した。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
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