後場コメント No.4 明星工、シンフォニア、兼房、トピー、三井ハイテ、明治HD

2024/05/10(金) 15:00
★13:46  明星工業-後場急落 今期営業益11%減見込む 前期は18%増
 明星工業<1976.T>が後場急落。同社は10日13時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を72.0億円(前期比10.7%減)に、年間配当予想を41円(前期は55円)にすると発表した。

 24.3期通期の連結営業利益は80.6億円(前の期比18.0%増)だった。

 売上高の増加に加え、主に海外分野および国内クリーンルーム分野における大口工事
案件の収支が工事進ちょくに伴い改善されたことなどが寄与した。

★13:52  シンフォニア-後場急騰 今期営業益15%増見込む 前期は計画上回る
 シンフォニアテクノロジー<6507.T>が後場急騰。同社は10日13時40分、25.3期通期の連結営業利益予想を115億円(前期比14.9%増)に、年間配当予想を75円(前期は70円)にすると発表した。市場コンセンサスは111億円。

 防衛力の抜本的強化に向けた取組が打ち出されていることから、防衛関連製品の需要が引き続き増勢と予想している。半導体製造装置の需要については、本格的な回復時期は2024年度後半と見込む。

 24.3期通期の連結営業利益は100億円(前の期比13.9%減)だった。半導体製造装置の需要は引き続き低調に推移したが、4Q(1-3月)に若干持ち直しの動きがみられた。会社計画は87.0億円だった。期末配当は従来予想の60円に対し70円(23.3期末は75円)に決定した。

★13:55  兼房-後場一時急騰 今期営業益23%増見込む 配当方針の変更も発表
 兼房<5984.T>が後場一時急騰。同社は10日13時40分、25.3期通期の連結営業利益予想を13.0億円(前期比23.3%増)に、年間配当予想を35.5円(前期は22.5円)にすると発表した。

 海外生産の増強、グローバル市場での販売拡大を図るとともに、国内においても主に非住宅関連市場の販売拡大に注力するとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は10.5億円(前の期比26.8%減)だった。中国およびベトナムでの売上原価率が悪化したことが響いた。

 併せて配当方針について、連結配当性向を従来の30%から35%に引き上げると発表した。

 変更に伴い、24.3期の期末配当を従来予想の7.5円に対して15円(前の期末は20.5円)に決定した。年間配当は22.5円(前の期は28円)となる。

 発表を受け、一時急騰し、前日比5.7%高の840円まで買われる場面があった。
 

★14:00  トピー工業-後場急落 今期営業益18%減見込む 前期は46%増
 トピー工業<7231.T>が後場急落。同社は10日13時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を86.0億円(前期比17.6%減)に、年間配当予想を103円(前期は103円)にすると発表した。

 鉄スクラップやエネルギーなどの価格推移、海外自動車生産の動向、海外油圧ショベル需要のさらなる減少、労務費・物流コストの上昇などにより厳しい状況となることを想定する。

 24.3期通期の連結営業利益は104億円(前の期比45.5%増)だった。

 国内自動車生産の回復傾向を受けた乗用車用アルミホイールの販売数量の増加、鉄スクラップ価格と鋼材販売価格との値差拡大、適正な販売価格形成の取り組みなどが寄与した。

★14:08  三井ハイテック-MSMUFGが目標株価引き上げ 25.1期以降の業績は回復へ向かおう
 三井ハイテック<6966.T>が4日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、人的投資や償却増負担は重いが、電動車市場の拡大、半導体市況の回復、高付加価値化などにより25.1期以降の業績は回復へ向かうと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を8000円→10000円と引き上げた。

 3月の24.1期決算発表後、25.1期営業利益計画がコンセンサスを下回ったことなどを嫌気し株価は下落。MSMUFGでは、足もとでは自動車各社の生産計画などから6月公表の1Q決算への期待値は低く、そのために株価は軟調に推移していると推察。ただ、中長期的な成長性は高く、同様の時間軸において株価の上値余地は大きいと考えている。

★14:09  明治HD-売り買い交錯 今期営業益2%増見込む 前期は12%増
 明治ホールディングス<2269.T>が売り買い交錯。同社は10日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を860億円(前期比2.0%増)に、年間配当予想を100円(前期は95円)にすると発表した。市場コンセンサスは880億円。

 国内は既存ブランドにおける価値訴求強化と高付加価値商品の投入に取り組む。海外では中国の構造改革に注力する。

 24.3期通期の連結営業利益は843億円(前の期比11.8%増)だった。食品セグメントが価格改定の効果などにより増益となった。海外医薬品事業やヒト用ワクチン事業の増益も寄与した。会社計画は845億円だった。

★14:09  明治HD-売り買い交錯 1100万株・300億円を上限に自社株買い 割合3.94%
 明治ホールディングス<2269.T>が売り買い交錯。同社は10日14時、1100万株・300億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月14日~9月30日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.94%となる。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,069.68 +282.30
TOPIX 2,768.04 +22.42
グロース250 642.45 +9.47
NYダウ 40,003.59 +134.21
ナスダック総合 16,685.97 -12.35
ドル/円 155.69 +0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ