前場コメント No.8 小林製薬、U-NEXT、東センチュリー、エレコム、天昇電、博展

2024/05/24(金) 11:32
★9:58  小林製薬-急騰 ヘッジファンド年次会合でオアシスのフィッシャー氏が同社に注目と伝わる
 小林製薬<4967.T>が急騰。ブルームバーグ通信は24日5時48分、オアシスマネジメントのセス・フィッシャー(CIO)が、同社に注目していると報じた。

 記事によれば、ヘッジファンド業界の年次会合ソーン・香港インベストメント・リーダーズ・コンファレンスにおいて、同氏は日本にアクティビストの好機があると強調し、同社取締役会のガバナンスと株主還元の向上、非上場化、ガバナンス改善に向けた選択肢を提示したとしている。同記事内で触れられているトランスコスモス<9715.T>も高い。

★10:02  U-NEXT-東海東京が目標株価を引き上げ  U-NEXT、DXサービスの成長に期待
 U-NEXT HOLDINGS<9418.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、 U-NEXT、DXサービスの成長に期待。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は5630円→6100円に引き上げた。

 東海東京では、23/8期よりTBSホールディングスやSPOTV NOWとの業務提携により競争力が一層高まったことを考慮。前回同様23/8期の高値PERを用いた。(1)ドラマ、スポーツコンテンツに加え、音楽、ライブなどのコンテンツ拡充によるU-NEXTの会員数増加予想、(2)リオープンによる飲食店やホテルなどの店舗向けDXサービスの好調が続く見通しであることなどを引き上げの主な理由とした。

★10:02  東京センチュリー-東海東京が目標株価を引き上げ  株価や資本コストを意識した経営に注目
 東京センチュリー<8439.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、株価や資本コストを意識した経営に注目。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は1915円→2100円に引き上げた。

 東海東京では、資本コストや株価を意識した経営に取組中である点に注目している。25/3期通期の予想は経常利益は1280億円(前年比9.1%増)、当期利益は820 億円(同13.7%増)と、全ての事業分野における収益向上への取り組みが加速し増益を見込んでいる。特にスペシャルティ事業分野と国際事業分野の会社想定以上の貢献を見込むことにより計画を上回ると予想。26/3期は経常利益が1420億円(前年比10.9%増)、当期利益が910億円(同11.0%増)と予想している。

★10:05  エレコム-3日続伸 1株1309円で自己株TOB 割合7.21% 創業家資産管理会社が応募
 エレコム<6750.T>が3日続伸。同社は23日、自己株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

 TOB価格は1株当たり1309円。買い付け期間は5月24日から6月20日。買い付け予定数は588万7200株。発行済み株式総数に対する割合は7.21%となる。応募数が買い付け予定数を超える場合は、超える部分の全部または一部の買い付けは行わない。創業家の資産管理会社であるジャスティンが、保有する同社株535万2000株を応募する予定。

★10:08  天昇電気-4日ぶり反発 前期末の配当を増額 2円増配へ
 天昇電気工業<6776.T>が4日ぶり反発。同社は23日、24.3期の期末配当を従来予想の3円に対して5円(前の期末は3円)に決定したと発表した。

★10:10  博展-4日ぶり反落 東証スタンダード市場への市場区分変更申請に向け準備
 博展<2173.T>が4日ぶり反落。同社は23日、東京証券取引所スタンダード市場への市場区分変更申請に向けた準備を行うと発表した。同社は現在、東京証券取引所グロース市場に上場している。
 
 なお、現時点では変更申請日や承認日は未定であり、不確定な要素も含まれているため、変更申請に向けた準備を中止する可能性があるという。同社の変更申請が東京証券取引所の承認を受けられるかどうかについても、何らかの理由で変更要件が満たされない際には、認められない場合があるとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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