後場コメント No.4 三菱電、アサヒインテック、レーザーテク、電通G、ビーマップ、ダイセル

2024/07/17(水) 15:00
★13:52  三菱電機-続伸 タイ社と防衛分野での協業に向け覚書締結
 三菱電機<6503.T>が続伸。同社は17日、タイの電子デバイス、プリント基板などの製造企業であるForth EMS(タイ)と同社が製造する警戒管制レーダーに使用される送受信モジュールの共同生産体制の構築に向け、覚書を7月16日に締結したと発表した。
 
 同覚書に基づき、共同生産に向けた協業体制の構築と両社の役割分担を検討するという。将来的に、Forth EMSの電子機器製造に関する技術力と経験を活用し、警戒管制レーダー用送受信モジュールの共同生産を行うことで、同社防衛事業のサプライチェーン強化をめざすとしている。

★13:55  朝日インテック-みずほが目標株価引き上げ 米国ペリフェラルGWは本格普及へ
 朝日インテック<7747.T>が7日続伸。みずほ証券はペリフェラルGWのCrossleadは26.6期以降本格普及へとして、投資判断「買い」を継続、目標株価を3800円→4000円に引き上げた。

 みずほでは、米国ペリフェラルGWの市場シェア前提を25.6期下期から引き上げ。Crosslead PenetrationとTrackerの両製品の投入によるポートフォリオの拡充、ペリフェラル専任営業人員の増員、デモ機の普及により、PTCA-GW同様に市場シェアが下期から本格的に拡大すると予想している。

★14:15  レーザーテック-乱高下 蘭ASML決算受け荒い値動き 3Q見通しが物足りないとの見方か
 レーザーテック<6920.T>が乱高下。オランダのASMLが日本時間17日14時に発表した2Q決算および3Q見通しが材料。

 2Q売上高は62.4億ユーロとなり、市場予想の60.3億ユーロを上回った。3Q見通しは67億ユーロから73億ユーロのレンジ(市場予想は76.7億ユーロ)とした。

 決算を受け、同社株価は一時32900円まで下げ幅を縮小する場面があった。その後は売り直され日中安値となる31500円台まで下げ幅を拡大している。

★14:15  電通G-3日ぶり反発 営業部門の変革を支援するプログラムを提供開始
 電通グループ<4324.T>が3日ぶり反発。同社傘下の電通は17日、営業部門の変革を支援するプログラム「Sales Transformation For Growth」の提供を、同日より顧客企業向けに開始すると発表した。
 
 「Sales Transformation For Growth」は、データ&テクノロジー基盤の高度化に加えて、組織風土・人財の変革と、顧客理解による営業部門の価値拡張を、三位一体で支援するプログラム。SFAツールなどの通常のDX支援だけではなく、同社グループの強みである「人の心を動かし、行動を変える」クリエイティビティを生かして、営業部門のスタッフが意欲的に取り組めるビジョンやアクションを設計するとしている。

★14:21  ビーマップ-後場一時急騰 AI活用し充実した旅体験を提案する実証実験の第2弾を実施
 ビーマップ<4316.T>が後場一時急騰。同社は17日、JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>、NTT<9432.T>傘下のNTTコムウェアおよびNTTコミュニケーションズと、JR東日本主催の「WaaS共創コンソーシアム」による取り組みの一環として、AIを活用し地域の魅力的なスポットをレコメンドするアプリ「もりおかめくり」の提供により、観光客の行動変容を促す実証実験の第2弾を2024年7月19日より実施すると発表した。
 
 同社はオフラインプロモーションを担当するとしている。

★14:36  ダイセル-小動き 大阪大学と新接合材料を開発
 ダイセル<4202.T>が小動き。同社は17日、大阪大学産業科学研究所フレキシブル3D実装協働研究所のチンテントウ特任准教授らの研究グループと、銀(Ag)とシリコン(Si)の複合焼結材料の新開発に成功したと発表した。

 同新開発材料は、銀のみを使用した従来材料と比較し、厳しい熱衝撃試験後の結果において(マイナス50度~250度で1000サイクル)、約2倍の強度保持率を達成。極めて高い信頼性を維持しながら、材料コストの削減を実現する高性能パワー半導体の製造につなげることができるとしている。


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