前場コメント No.2  MUTOH-HD、STG、アウトルック、ビジョン、サンウェルズ、KIYO

2024/11/14(木) 11:34
★9:03  MUTOHHD-7日続伸 インテグラル系が1株2200円でTOB 上場は維持
 MUTOHホールディングス<7999.T>が7日続伸。同社は12日、インテグラル<5842.T>系のTCS-1投資事業有限責任組合が実施する同社株の公開買い付け(TOB)に対し、中立の立場を表明し、株主に対してTOBへ応募するか否かは株主の判断に委ねると発表した。

 買い付け価格は1株につき2200円。買付期間は11月14日から12月11日。買い付け予定数は224万2300株で同上限も同様となる。同下限は176万7217株。TOB成立後も同社株式の上場は維持される見込み。

★9:03  STG-買い気配 上期最終益7.5倍 マグネシウムダイカストの部品の売り上げが伸長
 STG<5858.T>が買い気配。同社は13日、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は1.6億円(前年同期比7.5倍)だったと発表した。上期の純利益は、過去最高を更新した。マグネシウムダイカストの部品の売り上げが伸びたことにより、タイ子会社および国内で大幅増収となった。特に、自動車部品の伸びが顕著だったとしている。

★9:03  アウトルック-買い気配 マネーフォワード系が1株1656円でTOB 上場は維持
 アウトルックコンサルティング<5596.T>が買い気配。同社は13日、マネーフォワード<3994.T>の完全子会社であるマネーフォワードクラウド経営管理コンサルティングが実施する同社株の公開買い付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明し、TOBに応募するかは株主の判断に委ねると発表した。

 買い付け価格は1株につき1656円。買い付け期間は11月14日から12月11日。買付予定数および上限は219万7400株、買付予定数の下限は183万4800株として設定。TOB成立後も上場は維持される予定となっている。

 また、マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティングと資本業務提携契約を締結することも発表した。

 業務提携として、公開買付けの成立後、両社は1.経営管理コンサルティング分野についてのセールス/マーケティング領域における協業、2.人材採用および育成における協業、3.両者の知見を活用した経営管理コンサルティング領域における各当事者による新規事業の立ち上げの各事項の実現に向けて双方が協力を行うことを合意するとしている。

★9:04  ビジョン-買い気配 3Q累計営業益16%増 各利益が過去最高更新
 ビジョン<9416.T>が買い気配。同社は13日、24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が43.2億円(前年同期比16.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは42.3億円。グローバルWiFi事業が業績をけん引した。各事業の順調な成長により、各利益は過去最高を更新したとしている。

 なお、同日発表された株主優待制度の一部変更も好感されている。

★9:04  ビジョン-買い気配 株主優待制度を一部変更 QUOカード贈呈
 ビジョン<9416.T>が買い気配。同社は13日、同社事業への理解を深めてもらい、株式の投資魅力をこれまで以上に高めることで、同社株式を中長期的に保有する株主の増加を図ることを目的に、株主優待制度を一部変更すると発表した。
 
 従来は保有株数に応じ、同社サービスである国内外でモバイルインターネット通信が可能なWi-Fiルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」および「VISION GLAMPING Resort & Spa」の宿泊に関するご利用券を贈呈するほか、1000株以上の保有者には、300株以上の優待券枚数に加えて、10000円分を2枚贈呈していた。

 変更後は、300株以上の保有者には、優待券枚数に加えて、QUOカード1万5000円分を贈呈するという。なお、スキンケアシリーズ「KO SHI KA(こしか)」の3点セットについては、原価の高騰と製造が追いつかない状況を受け、優待券(3000円)2枚での引き換えを廃止する。2024年12月31日時点の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上の株式を保有する株主より新制度を適用するとしている。

★9:04  サンウェルズ-売り気配 25.3期半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書提出
 サンウェルズ<9229.T>が売り気配。同社は13日に、25.3期半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書を提出すると発表した。

 同社は、不正に診療報酬請求をしていたとの指摘がなされたことを受け、特別調査委員会を設置して調査を進めているが、さらなる深掘り調査を実施する必要がでてきたという。特別調査委員会から調査報告書を受領するのは、2025年2月7日になることが見込まれることから、半期報告書の提出期限までに監査法人による監査を完了させることが困難であるため、半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書の提出を行う。

 併せて、25.3期第2四半期(中間期)の決算数値が未確定かつ当期の業績見通しが不透明な現状では、配当方針に沿った適切な配当額の決定が困難であることから、25.3期の中間配当を従来予想の9円に対し0円(前期は6円)に決定するとともに、期末配当予想を9円→未定(前期は8円)に修正することも発表した。

★9:05  KIYOラーニング-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は14.3倍
 KIYOラーニング<7353.T>が買い気配。同社は13日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の1.4億円から2.0億円(前期比47.1%増)に上方修正すると発表した。

 スタディング事業は、2024年1月の能登半島地震の影響などにより、年初の資格取得マインドの低下やCM効果の減少などの影響を受け、1月度の現金ベース売上は昨年よりも落ち込み、同事実を織り込んだ業績予想を公表していたという。
 
 その後は、マーケティングの強化やAI活用によるサービス強化などの各種施策が奏功し、スタディング事業の業績は当初想定したペースを大幅に上回る水準で推移。法人教育事業においても、販売力強化やコンテンツの拡充、継続率の向上などにより当初の想定よりも高いペースで成長を続けており、各利益が当初予想を上回る見込みとなったことを踏まえた。

 24.12期3Q累計(1-9月)の営業利益は1.6億円(前年同期比14.3倍)だった。

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