前場コメント No.3 中央紙器工業、山特鋼、ギガプライズ、TOTO、特殊陶、キーエンス

2025/02/03(月) 11:34
★9:07  中央紙器工業-買い気配 ニッコンHDが1株5034円でTOB 上場廃止へ
 中央紙器工業<3952.NG>が買い気配。ニッコンホールディングス<9072.T>は1月31日、同社に対して公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき5034円。買付期間は2月3日から3月18日。買い付け予定数は376万6911株。下限は211万1300株。上限は設けない。TOB成立後、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる見通し。

 同社は同日、TOBについて賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨するとコメントした。

★9:07  山陽特殊製鋼-買い気配 親会社の日本製鉄が1株2750円でTOB 上場廃止へ
 山陽特殊製鋼<5481.T>が買い気配。日本製鉄<5401.T>は1月31日、子会社の同社に対して公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき2750円。買付期間は2月3日から3月18日。買い付け予定数は2561万8493株。下限は745万7756株。上限は設けない。TOB成立後、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる見通し。

 同社は同日、TOBについて賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨するとコメントした。

★9:08  ギガプライズ-買い気配 フリービット系が1株2500円でTOB 上場廃止へ
 ギガプライズ<3830.NG>が買い気配。フリービット<3843.T>は1月31日、子会社LERZが同社に対して公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき2500円。買付期間は2月3日から3月18日。買い付け予定数は563万4035株。下限は83万2000株。上限は設けない。TOB成立後、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる見通し。

 同社は同日、TOBについて賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨するとコメントした。

★9:09  TOTO-底堅い 3Q累計営業益26%増 米州や台湾の住設伸びる
 TOTO<5332.T>が底堅い。同社は1月31日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は415億円(前年同期比26.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは386億円。

 海外住設事業が米州のウォシュレット拡販や台湾地域の好調などにより増益となった。半導体市況の回復に伴う静電チャックの販売増加も寄与した。

 なお、株価は軟調な地合いから下落しているものの、底堅い動きとなっている。

★9:12  日本特殊陶業-4日ぶり大幅反落 3Q累計営業益18%増もコンセンサスを下回る
 日本特殊陶業<5334.T>が4日ぶり大幅反落。同社は1月31日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は1033億円(前年同期比17.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1059億円。

 主力の自動車関連では、補修用製品の販売が引き続き好調だったほか、為替レートが円安基調であったことも売上収益を押し上げたとしている。

 株価はコンセンサスを下回る着地が嫌気されて大きく下げている。本日の日本株市場では米国でカナダやメキシコへの関税発動が決定されたことを受けて自動車関連がかなり弱く、このことも売りに拍車をかけている。

★9:13  キーエンス-反落 3Q累計営業利益10%増も材料出尽くし
 キーエンス<6861.T>が反落。同社は1月31日、25.3期3Q累計(3-12月)の連結営業利益は3970億円(前年同期比10.4%増)だったと発表した。中長期的な成長を維持する観点から、企画開発面での充実、営業面での強化を図ったことが寄与した。

 しかし、株価は軟調な地合いに加え、決算期待で上昇していたことによる材料出尽くしもあり、売りが優勢となっている。


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