前場コメント No.4 大日印、キリンHD、荏原、SOMPOHD、MS&AD、アサヒインテック
★9:11 大日本印刷-3日続伸 通期営業益を上方修正 増配も発表
大日本印刷<7912.T>が3日続伸。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の800億円から880億円(前期比16.6%増)に上方修正すると発表した。
3Q累計期間の業績は、当初想定よりエレクトロニクス分野などの注力事業領域が堅調に推移したほか、各事業におけるコスト構造の改善や為替による効果も寄与し、増益となった。この状況が4Qにおいても続くことが見込まれることを踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は627億円(前年同期比20.5%増)だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を16円から22円に上方修正すると発表した。
大日本印刷<7912.T>が3日続伸。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の800億円から880億円(前期比16.6%増)に上方修正すると発表した。
3Q累計期間の業績は、当初想定よりエレクトロニクス分野などの注力事業領域が堅調に推移したほか、各事業におけるコスト構造の改善や為替による効果も寄与し、増益となった。この状況が4Qにおいても続くことが見込まれることを踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は627億円(前年同期比20.5%増)だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を16円から22円に上方修正すると発表した。
★9:11 キリンHD-反発 今期最終益2.6倍見込む DOEと累進配当導入も発表
キリンホールディングス<2503.T>が反発。同社は14日、25.12期通期の連結純利益(IFRS)予想を1500億円(前期比2.6倍)に、年間配当予想を74円(前期は71円)にすると発表した。市場コンセンサスは1392億円。
主力の酒類事業では、2026年の酒税改正など、今後の市場環境を見据えて主力ビールブランドに注力することで、収益基盤の強化をめざすという。
24.12期通期の連結純利益は582億円(前の期比48.3%減)だった。会社計画の960億円から下振れて着地した。協和発酵バイオのアミノ酸およびヒトミルクオリゴ糖事業の譲渡契約に伴い、契約締結に伴う譲渡損失の引当金繰入額や一時費用を計上したことなどが響いた。
併せて、配当方針を変更すると発表した。25.12期より、DOE(連結株主資本配当率)5%以上を目安に、原則として累進配当を実施するとしている。
キリンホールディングス<2503.T>が反発。同社は14日、25.12期通期の連結純利益(IFRS)予想を1500億円(前期比2.6倍)に、年間配当予想を74円(前期は71円)にすると発表した。市場コンセンサスは1392億円。
主力の酒類事業では、2026年の酒税改正など、今後の市場環境を見据えて主力ビールブランドに注力することで、収益基盤の強化をめざすという。
24.12期通期の連結純利益は582億円(前の期比48.3%減)だった。会社計画の960億円から下振れて着地した。協和発酵バイオのアミノ酸およびヒトミルクオリゴ糖事業の譲渡契約に伴い、契約締結に伴う譲渡損失の引当金繰入額や一時費用を計上したことなどが響いた。
併せて、配当方針を変更すると発表した。25.12期より、DOE(連結株主資本配当率)5%以上を目安に、原則として累進配当を実施するとしている。
★9:12 荏原製作所-3日ぶり大幅反発 今期営業益4%増見込む 前期は14%増
荏原製作所<6361.T>が3日ぶり大幅反発。同社は14日、25.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を1015億円(前期比3.6%増)に、年間配当予想を56円にすると発表した。市場コンセンサスは1010億円。
半導体の長期的な需要拡大や、社会インフラの安定的な需要などに支えられ、事業が堅調に推移する見通し。受注高は9400億円(前期比9.2%増)を見込む。想定為替レートは1米ドル145円、1ユーロ=160円、1人民元=20円とした。
24.12期通期の連結営業利益は980億円(前の期比13.9%増)だった。会社計画は870億円。「建築・産業」のトルコのグループ会社に係るのれんの減損損失を計上したものの、全セグメントでの増収や、「精密・電子」を中心とした収益性改善により増益となった。期末配当は従来予想の23円に対し32円に決定した。
荏原製作所<6361.T>が3日ぶり大幅反発。同社は14日、25.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を1015億円(前期比3.6%増)に、年間配当予想を56円にすると発表した。市場コンセンサスは1010億円。
半導体の長期的な需要拡大や、社会インフラの安定的な需要などに支えられ、事業が堅調に推移する見通し。受注高は9400億円(前期比9.2%増)を見込む。想定為替レートは1米ドル145円、1ユーロ=160円、1人民元=20円とした。
24.12期通期の連結営業利益は980億円(前の期比13.9%増)だった。会社計画は870億円。「建築・産業」のトルコのグループ会社に係るのれんの減損損失を計上したものの、全セグメントでの増収や、「精密・電子」を中心とした収益性改善により増益となった。期末配当は従来予想の23円に対し32円に決定した。
★9:13 SOMPOHD-大幅続落 3Q累計最終益18%増も通期据え置きを嫌気
SOMPOホールディングス<8630.T>が大幅続落。同社は14日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は3819億円(前年同期比18.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは3738億円。通期計画に対する進ちょく率は95.5%。
海外保険事業で大幅増益となったことなどが寄与した。
なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。
SOMPOホールディングス<8630.T>が大幅続落。同社は14日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は3819億円(前年同期比18.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは3738億円。通期計画に対する進ちょく率は95.5%。
海外保険事業で大幅増益となったことなどが寄与した。
なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。
★9:14 MS&AD-大幅続落 3Q累計最終益2.2倍も通期据え置きを嫌気
MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が大幅続落。同社は14日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は6261億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。市場コンセンサスは5670億円。通期計画に対する進ちょく率は99.4%。
海外保険子会社の大幅増収を主因に正味収入保険料が増加したほか、資産運用損益の増加なども寄与した。
なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が大幅続落。同社は14日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は6261億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。市場コンセンサスは5670億円。通期計画に対する進ちょく率は99.4%。
海外保険子会社の大幅増収を主因に正味収入保険料が増加したほか、資産運用損益の増加なども寄与した。
なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。
★9:15 朝日インテック-大幅反発 上期営業益29%増 メディカル事業が好調
朝日インテック<7747.T>が大幅反発。同社は14日、25.6期上期(7-12月)の連結営業利益は174億円(前年同期比28.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは155億円。
メディカル事業において、全地域の市場シェアが継続して増加したことや、外貨高の為替影響などにより売上高が好調に推移したことが寄与した。通期の営業利益予想は252億円(前期比13.9%増)を据え置いた。
朝日インテック<7747.T>が大幅反発。同社は14日、25.6期上期(7-12月)の連結営業利益は174億円(前年同期比28.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは155億円。
メディカル事業において、全地域の市場シェアが継続して増加したことや、外貨高の為替影響などにより売上高が好調に推移したことが寄与した。通期の営業利益予想は252億円(前期比13.9%増)を据え置いた。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ