前場コメント No.3 中国工、ギグワークス、高田工、学情、クレセゾン、nmsHD

2025/03/11(火) 11:32
★9:05  中国工業-続伸 期末配当予想を増額 2円増配へ
 中国工業<5974.T>が続伸。同社は10日、25.3期の期末配当予想を従来予想の18円から20円(前期末は18円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★9:05  ギグワークス-売り気配 1Q最終赤字転落 オンデマンドエコノミー事業の減益など響く
 ギグワークス<2375.T>が売り気配。同社は10日、25.3期1Q(11-1月)の連結純損益は3.5億円の赤字(前年同期は0.3億円の黒字)だったと発表した。

 主力のオンデマンドエコノミー事業において、コンタクトセンターがコロナ禍需要の一服感を背景に減益となった。Web3サービス事業やデジタルマーケティング事業の赤字なども響いた。

★9:05  高田工業所-急騰 日揮と資本業務提携 新株発行および自己株処分を実施
 高田工業所<1966.T>が急騰。同社は10日、日揮ホールディングス<1963.T>傘下の日揮との資本業務提携、および日揮を割当先とする第三者割り当てによる新株式の発行ならびに自己株式の処分を発表した。

 第三者割り当ての払込期日は3月26日。発行株式数は11万3400株。処分自己株数は78万0986株(合計89万4386株)。発行価額および処分価額は1426円。差引手取概算額として12億3282万4436円を調達し、経営システム刷新費用や新システム運転費用に充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は12.39%となる。

 業務提携では、各社の将来的なプラントエンジニアリングおよびメンテナンス分野における施工対応力を維持・強化するため、両社のEPC遂行キャパシティーの向上、共通DXの利用などを通じた業務効率化、両社共同での人材育成などを実施するとしている。

★9:06  学情-売り気配 1Q営業赤字拡大 季節要因により減収減益
 学情<2301.T>が売り気配。同社は10日、25.10期1Q(11-1月)の営業損益は4.0億円の赤字(前年同期は5700万円の赤字)だったと発表した。

 就職活動時期の早期化により新たな季節要因が生じたため、減収減益となった。 受注は復調傾向のため、通期計画は据え置き、通期での計画達成をめざすとしている。

★9:06  クレディセゾン-東海東京が目標株価引き上げ 主要3事業が伸長、不動産関連事業も貢献が続こう
 クレディセゾン<8253.T>が3日続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、主要3事業が伸長、不動産関連事業も貢献が続くと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を4600円→4900円と引き上げた。

 同社の25.3期3Q累計(4-12月)の純収益は3135億円(前年比16.6%増)、事業利益は799億円(同30.0%増)だった。主要3事業(グローバル事業・ペイメント事業・ファイナンス事業)が伸長、不動産関連事業も貢献した。なお特殊要因が利益を一段と押し上げている。
 東海東京では、4Qに貸倒リスクへの対応などを想定するものの、堅調な業績が続くと想定している。

★9:06  nmsHD-大幅反発 ワールドHDと資本業務提携 自己株処分を実施
 nms ホールディングス<2162.T>が大幅反発。同社は10日、ワールドホールディングス<2429.T>(以下、ワールドHD)との資本業務提携、およびワールドHDを割当先とする第三者割り当てによる自己株式の処分を発表した。

 自己株処分の払込期日は3月26日。処分自己株数は371万9700株。処分価額は372円。差引手取概算額として13億7472万8400円を調達し、借入金の返済および借り換え費用に充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は17.21%。処分後の同社に対するワールドHDの持ち株比率は19.37%(大株主順位1位)となる予定。

 業務提携では、人材ビジネス事業におけるエリア補完、多様な人材の採用強化・連携、ものづくりノウハウの融合によるサービスラインナップの強化などに取り組むとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,329.22 +168.75
TOPIX 2,742.37 +6.85
グロース250 724.48 +11.81
NYダウ 41,603.07 -256.02
ナスダック総合 18,737.21 -188.53
ドル/円 142.77 +0.20
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ