〔Market Flash〕化学は関税影響軽微も数量減は懸念～ＳＢＩ

【10:25】化学は関税影響軽微も数量減は懸念～ＳＢＩ

　ＳＢＩ証券では、化学セクターはトランプ関税の負担影響が軽微とみている。米国への直接輸出が少ないと想定される点をその背景に挙げている。しかし、自動車や半導体など最終需要先の関税影響による米国向け輸出需要の減少見通しから、販売数量減が懸念されると考えている。化学メーカーは北米での現地生産の体制を構築していることから、米国内の需要増を取り込むことができれば、マイナス影響を最小限にとどめることは可能になるとＳＢＩではコメントしている。


【9:45】3月の訪日外客数は2月分から増加すると予想～大和

　大和証券では、「インバウンド関連」のスマホアプリのダウンロード数を集計して、訪日外客数を予想するアプローチを行っている。アプリのダウンロード数を用いたモデルから推計値を算出すると、3月分は約328万人となったとのこと。3月19日に日本政府観光局が公表した2月の訪日外客数（推計値）は325万8100人。4月16日に公表予定の3月分の統計では、3月の訪日外客数は2月分から増加すると大和では予想している。


【8:45】4月限SQ算出日、寄り前気配はミスミＧ、ＴＢＳ、堀場製が高い気配値

　きょうは4月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。
　主力株の寄り前気配では、ミスミＧ<9962>+22.26%、ＴＢＳＨＤ<9401>+15.47%、堀場製<6856>+10.77%、ニフコ<7988>+9.64%、スズケン<9987>+8.70%、コクヨ<7984>+7.03%、ダイセル<4202>+6.47%、パーソルＨＤ<2181>+5.93%などが高い気配値。

　一方、トレンド<4704>-29.62%、ヤマハ<7951>-28.85%、ＨＯＹＡ<7741>-25.26%、京セラ<6971>-24.68%、エプソン<6724>-24.25%、ネクソン<3659>-23.16%、コムシスＨＤ<1721>-22.52%、クレセゾン<8253>-22.11%、エムスリー<2413>-21.94%などが安い気配値となっている。