後場コメント No.3 7&I-HD、ENEOS、ヤマタネ、ニプロ、マークラインズ、フジHD

2025/04/17(木) 15:34
★13:26  セブン&アイ-5日ぶり反発 セブンイレブン社長に阿久津氏昇格 加盟店と関係強化=日経
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が5日ぶり反発。日本経済新聞電子版は17日13字06分、国内コンビニエンスストア事業子会社であるセブン―イレブン・ジャパンの社長に阿久津知洋執行役員を昇格させる人事を固めたと報じた。
 
 記事によると、阿久津氏は加盟店の経営相談を担う「オペレーション・フィールド・カウンセラー」の経験が長く、国内コンビニ事業が伸び悩むなか、阿久津氏をトップに据えて再成長を図るとしている。

★13:28  ENEOS-大幅反発 原油価格上昇を好感 米国が中国製油所に制裁
 ENEOSホールディングス<5020.T>が大幅反発。原油価格の上昇が好感されている。

 16日のニューヨーク原油先物相場は反発。WTI先物は5月限の終値が前営業日比1.14ドル高の1バレル=62.47ドルとなった。米財務省が中国発のイラン産石油輸入業者を標的にした新たな制裁を発表したことを受けて、供給懸念が意識され買いが優勢となった。
 
 経済停滞による原油需要の減少が懸念されて関連銘柄も売られていたが、原油価格が上昇したことできょうは株価が買われる展開となっている。INPEX<1605.T>や出光興産<5019.T>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>なども高い。

★13:31  ヤマタネ-後場上げ幅拡大 1株を2株に分割 基準日は5月31日
 ヤマタネ<9305.T>が後場上げ幅拡大。同社は17日13時20分、株式分割を行うと発表した。5月31日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。


★13:49  ニプロ-みずほが「中立」でカバレッジ再開 次期中期経営計画に注目
 ニプロ<8086.T>がもみ合い。みずほ証券では、次期中期経営計画に注目。投資判断「中立」でカバレッジを再開し、目標株価は1300円に設定した。

 みずほでは、同社の課題として05.3期以来一過性要因がない年度でFCF(フリーキャッシュフロー)黒字化を達成していないことを指摘。事業環境の変化を受け、26.3期からFCF黒字化が始まることを期待している。業績については26.3期~28.3期は100億円前後のFCF黒字化を想定し、29.3期以降は130億円超からコンスタントに改善すると予想。ただ、達成には25年5月に発表予定の中期経営計画での投資に対する考え方の変化が大前提としている。

★13:54  マークラインズ-後場上げ幅拡大 中国企業とソフトウェア開発受託の合弁設立
 マークラインズ<3901.T>が後場上げ幅拡大。同社は17日13時13分、華勤技術(中国)とソフトウェア開発受託事業を目的とした合弁会社の設立手続きを完了したと発表した。
 
 同合弁会社では、華勤技術の強みであるハード、ソフト含めたスマートカー向け製品の開発技術力と、同社の日本市場における業界ネットワークを組み合わせることで、日本の自動車メーカーや部品サプライヤ向けに、最適なソフトウェア開発の受託サービスの提供が可能と考えているとしている。

★14:09  フジHD-後場急落 SBI北尾社長の記者会見を受けて荒い値動き 清水社長は残す案
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が後場急落。SBIホールディングス<8473.T>の北尾吉孝会長兼社長が、17時13時30分から記者会見を実施していることが材料視されている。

 記者会見はフジテレビ親会社である同社の改革を巡る内容となっており、北尾氏のプレゼンテーションでは、編成部門への権限の集中を是正すること、内製比率を高めコンテンツ制作力を強化すること、AI・デジタル人材の採用やクリエイター育成強化、不動産事業の分離、3000億円とも言われる持ち合い株式の解消、フジテレビの清水社長を残す案などについて語られた。

 記者会見中の13時50分に同社株価は一時3356円(前日比4.4%高)まで買われたが、その後マイナスに転じるなど、荒い値動きとなっている。


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