後場コメント No.4 応化工、セーフィー、サイボウズ、クレセゾン、豊通商、三菱HCキャ

2025/05/29(木) 15:32
★14:06  東京応化工業-岡三が目標株価引き上げ EUV用フォトレジストの成長性に注目
 東京応化工業<4186.T>が堅調。岡三証券では、EUV用フォトレジストの成長性に注目 。レーティングは「中立」→「強気」に引き上げ、目標株価は4000円→5000円に引き上げた。

 岡三では、25/12期連結営業利益を21%増の400億円と予想。前回予想から上方修正した主な理由は、1Qの進捗が好調であったことやEUV用フォトレジストの売上高が拡大する見込みであることなどを考慮した。阿蘇工場 阿蘇くまもとサイトの稼働に伴って固定費(減価償却費、人件費など)が増加する見通しであるが、十分に吸収することができると想定している。

★14:08  セーフィー-みずほが投資判断引き上げ エンプラ獲得による実力値での成長など評価
 セーフィー<4375.T>が大幅高。みずほ証券では、エンプラ獲得による実力値での成長と新商材のアップサイドを評価。投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を830円→1100円へそれぞれ引き上げた。

 みずほでは、根強い労働力不足によるDX化ニーズの高まりに対して、継続的なデバイスの改善および営業体制の強化による好調なエンタープライズ顧客からの受注増を背景に、課金カメラ台数のモメンタムは中期的に強含むと予想。3月末に正式リリースした「Safie Trail Station」の成長にも期待している。短期目線でも25.12期2Qの売上高成長率は1Qに比べて大幅な加速を見込んでおり、エントリーしやすいタイミングと考えている。

★14:21  サイボウズ-反発 4月度の売上高27%増
 サイボウズ<4776.T>が反発。同社は28日、4月度の連結売上高は29億9800万円(前年同月比26.6%増)だったと発表した。このうち、クラウド関連事業の売上高は27億7300万円(同31.0%増)となった。

★14:37  クレディセゾン-みずほが目標株価引き上げ 同業比では優位な状況が継続
 クレディセゾン<8253.T>が3日続伸、みずほ証券では、国内外の成長により同業比では優位な状況が継続と想定。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を3760円→4250円に引き上げた。

 みずほは、同業比では国内外の成長性を評価し、相対的な株価の優位性もあると考えている。一方、足元の株価は十分に割安とは言えないことから、投資判断を据え置いた。24年度はリボ料率の引き上げやカード会員費の拡大など、中計施策が矢継ぎ早に実行されたことに言及。また、資本政策でも自社株買いの予算消化が想定よりも早く進んだため、短期的な株価材料も少なくなったと考えている。

★14:46  豊田通商-3日続伸 ユーラス、北海道で風車107基稼働=日経
 豊田通商<8015.T>が3日続伸。日本経済新聞電子販は29日14時11分、同社の再生可能エネルギー子会社であるユーラスエナジーホールディングスが、同日に北海道で風力発電所の竣工式を開いたと報じた。
 
 記事によれば、風車107基体制の国内最大級の風力発電所群が稼働したようだ。ユーラスは陸上風力開発の手を緩めず、豊通グループでの再生可能エネの発電能力を2030年度までに現在の約2倍の1000万キロワットに増やすとしている。

★15:03  三菱HCキャピタル-続伸 サイネージ付き複合機手がけるPredictionと資本業務提携
 三菱HCキャピタル<8593.T>が変わらずをはさみ続伸。同社は29日、サイネージ付き複合機の販売などを手がけるPrediction(東京都新宿区)との資本業務提携を発表した。

 今回の提携に基づき、両社はサイネージ付き複合機の販売拡大およびオフィス内サイネージ広告事業の協業について検討を進める。同社は導入企業に対し、複合機のリースだけでなく、サイネージによる広告サービスを組み合わせて提供することで、従来よりも安い価格で付加価値のある複合機を提案することが可能になるとしている。


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