前場コメント No.7 ispace、フジクラ、ローム、ENEOS、ABEJA、オーケストラHD
★10:13 ispace-大幅続落 南オーストラリア州政府より20万豪ドルの助成金受領
ispace<9348.T>が大幅続落。同社は22日10時、南オーストラリア州政府より20万豪ドルの助成金を受領すると発表した。
オーストラリアの原子力工学および技術開発企業であるentXと共同で推進する月の越夜のための革新的な放射性同位体加熱装置の月面技術実証およびランダー(月着陸船)への搭載検討に対し、南オーストラリア州政府が支援する「宇宙協力・イノベーション基金」より助成金を受領するとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
ispace<9348.T>が大幅続落。同社は22日10時、南オーストラリア州政府より20万豪ドルの助成金を受領すると発表した。
オーストラリアの原子力工学および技術開発企業であるentXと共同で推進する月の越夜のための革新的な放射性同位体加熱装置の月面技術実証およびランダー(月着陸船)への搭載検討に対し、南オーストラリア州政府が支援する「宇宙協力・イノベーション基金」より助成金を受領するとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
★10:21 フジクラ-続落 アマゾンが一部のデータセンターのリース契約を一時停止と伝わる
フジクラ<5803.T>が続落。ウェルズ・ファーゴのアナリストらは21日(米国時間)、ハイテク企業が新しいデータセンターのリースをめぐる契約の一部を延期したとのレポートを公表した。
同レポートでは、「複数の業界筋から(アマゾンが提供する)AWSがコロケーション関連のリース交渉(特に海外向け)の一部を一時停止したという話を聞いた」とウェルズ・ファーゴのアナリストは記した。
データセンター向け投資に対する懸念から、同社株価はきょう前日比3.3%安の4403円まで売られる場面があった。
フジクラ<5803.T>が続落。ウェルズ・ファーゴのアナリストらは21日(米国時間)、ハイテク企業が新しいデータセンターのリースをめぐる契約の一部を延期したとのレポートを公表した。
同レポートでは、「複数の業界筋から(アマゾンが提供する)AWSがコロケーション関連のリース交渉(特に海外向け)の一部を一時停止したという話を聞いた」とウェルズ・ファーゴのアナリストは記した。
データセンター向け投資に対する懸念から、同社株価はきょう前日比3.3%安の4403円まで売られる場面があった。
★10:27 ローム-MSMUFGが目標株価引き下げ SiC事業リスク、エンド需要減リスクを考慮
ローム<6963.T>が3日続落。モルガン・スタンレ―MUFG証券では、SiC事業のリスク、エンド需要減リスクを考慮。投資判断は「Underweight」を継続し、目標株価を1400円→1200円に引き下げた。
MSMUFGでは、5月の決算発表で固定費削減施策が発表される一方、SiC事業は投資ペースこそスローダウンするにせよ、攻めの姿勢(8インチライン立ち上げなど)が継続されると予想。固定費増加の主要因であり、需給悪化リスクがある同事業についてもなんらかの見直しがなければ、収益改善余地は限定的と考えている。また、米国関税影響によるエンド需要の下振れリスクがあるなかIDMモデル(統合垂直型の半導体ビジネスモデル)であり、在庫水準が高い同社は相対的に業績の不確実性が大きいとした。
ローム<6963.T>が3日続落。モルガン・スタンレ―MUFG証券では、SiC事業のリスク、エンド需要減リスクを考慮。投資判断は「Underweight」を継続し、目標株価を1400円→1200円に引き下げた。
MSMUFGでは、5月の決算発表で固定費削減施策が発表される一方、SiC事業は投資ペースこそスローダウンするにせよ、攻めの姿勢(8インチライン立ち上げなど)が継続されると予想。固定費増加の主要因であり、需給悪化リスクがある同事業についてもなんらかの見直しがなければ、収益改善余地は限定的と考えている。また、米国関税影響によるエンド需要の下振れリスクがあるなかIDMモデル(統合垂直型の半導体ビジネスモデル)であり、在庫水準が高い同社は相対的に業績の不確実性が大きいとした。
★10:32 ENEOS-野村が投資判断「Buy」でカバレッジ再開 エネルギー事業を中心に利益拡大を予想
ENEOSホールディングス<5020.T>が反発。野村証券では、エネルギー事業を中心に利益拡大を予想。投資判断「Buy」、目標株価990円でカバレッジを再開した。
野村では、JX金属<5016.T>がIPOによる持分法適用会社となったことなどを業績予想に加味した。同社は燃料油販売シェア1位であることを背景に規模の経済性が働くことや、同社のKPIである製油所の計画外停止割合(UCL:製油所装置の計画外停止)の低下などが期待でき、タイムラグ影響やJX金属株の売却などの影響を除く実質ベースの営業利益成長率は25.3~27.3期で年率15%程度と、同業3社平均(同9%)を上回ると予想している。
ENEOSホールディングス<5020.T>が反発。野村証券では、エネルギー事業を中心に利益拡大を予想。投資判断「Buy」、目標株価990円でカバレッジを再開した。
野村では、JX金属<5016.T>がIPOによる持分法適用会社となったことなどを業績予想に加味した。同社は燃料油販売シェア1位であることを背景に規模の経済性が働くことや、同社のKPIである製油所の計画外停止割合(UCL:製油所装置の計画外停止)の低下などが期待でき、タイムラグ影響やJX金属株の売却などの影響を除く実質ベースの営業利益成長率は25.3~27.3期で年率15%程度と、同業3社平均(同9%)を上回ると予想している。
★10:35 ABEJA-4日ぶり反落 三菱商事と地域ポータル事業譲渡契約締結
ABEJA<5574.T>が4日ぶり反落。同社は21日、三菱商事<8058.T>と地域ポータル事業譲渡契約を締結したと発表した。
同社は、2025年度中に予定されている当該事業の譲受に向けて、三菱商事が担ってきた地域ポータル事業および当該事業に付随する地域ポータルアプリ、システムに関する開発、改修、運用、保守などの業務を引き継ぎ、移管を進めていくとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ABEJA<5574.T>が4日ぶり反落。同社は21日、三菱商事<8058.T>と地域ポータル事業譲渡契約を締結したと発表した。
同社は、2025年度中に予定されている当該事業の譲受に向けて、三菱商事が担ってきた地域ポータル事業および当該事業に付随する地域ポータルアプリ、システムに関する開発、改修、運用、保守などの業務を引き継ぎ、移管を進めていくとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★10:39 オーケストラHD-大幅に4日続伸 子会社がゲインサイトと戦略パートナーシップ締結
Orchestra Holdings<6533.T>が大幅に4日続伸。同社は22日10時、子会社のSharing Innovations<4178.T>が、Customer-Led Growth(顧客主導の成長)プラットフォームを提供するゲインサイト(東京都港区)と戦略パートナーシップを締結したと発表した。
今回の戦略パートナーシップ締結によりゲインサイトの導入支援をすることで、顧客獲得後のカスタマーサクセスによるビジネスの成長を支援できるようになる。また、ゲインサイトにとってはカスタマーサクセスプラットフォームの構築・実装に対するニーズの拡大に対応できるとしている。
Orchestra Holdings<6533.T>が大幅に4日続伸。同社は22日10時、子会社のSharing Innovations<4178.T>が、Customer-Led Growth(顧客主導の成長)プラットフォームを提供するゲインサイト(東京都港区)と戦略パートナーシップを締結したと発表した。
今回の戦略パートナーシップ締結によりゲインサイトの導入支援をすることで、顧客獲得後のカスタマーサクセスによるビジネスの成長を支援できるようになる。また、ゲインサイトにとってはカスタマーサクセスプラットフォームの構築・実装に対するニーズの拡大に対応できるとしている。
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