アジア株市況-香港ハンセン指数は4日ぶり反落 米関税政策の不透明感が重し

2025/04/24(木) 17:58
 アジア株はまちまち。上海総合指数は小反発。方向感に乏しい展開で、小安く寄り付いた後にプラス圏に浮上し、心理的節目の3300ポイントに乗せた。ただ、勢いは続かず、中盤以降は前日終値を挟んでもみ合った。トランプ米政権が中国からの輸入品に課している高額関税を大幅に引き下げることを検討していると伝わり、米中貿易摩擦を巡る懸念がやや後退したものの、先行き不透明感は依然根強い。指数が約3週間ぶりの高値圏で推移しているとあって、節目付近の売り圧力が意識された。

 香港ハンセン指数は4日ぶり反落。序盤に心理的節目の22000ポイントを割り、下げ幅を拡大すると、中盤以降もマイナス圏で推移した。指数は前日に2%超上昇し、終値で3日以来およそ3週間ぶりの高値を連日で更新した後とあって、目先の利益を確定する動きが広がった。また、トランプ米大統領は対中関税が現在の145%から大幅に下がることを示唆したものの、依然として不透明感は強く、様子見ムードが相場の重しとなった。


ハンセン
 21909.76 -162.86(-0.73%)
レッドチップ
 3765.48 -7.98(-0.21%)
上海総合
 3297.29 +0.93(+0.02%)
台湾加権
 19478.81 -160.33(-0.81%)
韓国総合
 2522.33 -3.23(-0.12%)
ムンバイSENSEX(取引中)*
 79829.14 -287.35(-0.35%)
タイ SET(取引中)
 1147.66 -6.11(-0.52%)
ジャカルタ総合(取引中)
 6603.38 -31(-0.46%)
マレーシアFBM KLCI(取引中)
 1505.38 +4.19(+0.27%)
フィリピン総合
 6158.48 -10(-0.16%)
シンガポールST(取引中)*
 3833.24 +0.92(+0.02%)
ベトナムVN
 1223.35 +12.35(+1.01%)

17時52分現在
*は15分遅れ
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