〔Market Flash〕日本製鉄とＪＦＥの決算ハイライト～ＳＭＢＣ日興

【10:45】日本製鉄とＪＦＥの決算ハイライト～ＳＭＢＣ日興

　ＳＭＢＣ日興証券では鉄鋼セクターに関して、26.3期の業績展望や株主還元に関しては、ＪＦＥＨＤ<5411.T>が中立的で、日本製鉄<5401.T>がネガティブな内容であったと捉えている。見通しについては、日本製鉄は最悪ケースを織り込んだ数字で、ＪＦＥも一定のリスクを含んだ数字ではあるものの、日本製鉄よりは前提条件が厳しくない点に注意と指摘している。ＪＦＥは1株配当の下限80円を打ち出している一方、日本製鉄は大幅減配見通し。配当利回りも踏まえて株主還元の観点からはＪＦＥの評価が高まりそうとＳＭＢＣ日興ではコメントしている。


【10:00】1-3月期GDPは前期比年率-1.1％を予想～第一生命

　第一生命経済研究所では、16日に公表される2025年1-3月期の実質GDP成長率を前期比年率-1.1％（前期比-0.3％）と予測している。4月30日の段階では前期比年率-0.7％（前期比-0.2％）と予想していたが、その後に公表された経済指標の結果を反映して、予測値を下方修正している。輸出が足踏みとなる中、輸入が大きく増加したことで外需寄与度が大幅マイナスとなり、成長率を押し下げたと予想している。


【8:45】寄り前気配は上組、第一三共、リコー、中外薬が高い気配値

　主力株の寄り前気配では、上組<9364>+19.32%、第一三共<4568>+10.25%、リコー<7752>+8.41%、中外薬<4519>+8.15%、ディスコ<6146>+7.87%、安川電<6506>+7.10%、Ｔ＆ＤＨＤ<8795>+6.99%、ホトニクス<6965>+6.98%などが高い気配値。

　一方、マルハニチロ<1333>-5.34%、きんでん<1944>-3.61%、イズミ<8273>-3.56%、ニプロ<8086>-2.94%、第一興商<7458>-2.50%、東邦ＨＤ<8129>-2.41%、シャープ<6753>-2.28%、ニトリＨＤ<9843>-2.08%、神戸物産<3038>-1.92%などが安い気配値となっている。